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2005年7月

ダブルマヤ

今、二人のマヤが「キてます」。

一人は言わずと知れた、「ガラスの仮面」マヤ。漫画に関わっている者としてはホントにお恥ずかしい話ながら、アニメの影響で、先日初めてちゃんと読み始めました。

ぐは! これが噂に違わぬ化け物漫画でした。今まで読んでなかった俺のアホ。もう読んでて興奮しちゃって、立ち上がって歩き回っちゃったりしちゃうくらいです。仕事場で今やってるアニメ版をヘロヘロと見てて、それがそこそこ面白いと思ったからこそ原作に手を出したんですが、いやあ、原作の方の演出はもうケタ違いですわ。きめゴマの「絵」の力がまた凄いですね。一瞬ギョッとするような表情を入れてくる

かなりの方が「何を今更…」と言うと思うので今頃書くのは恥ずかしいのですが、ガラスの仮面、ホント、読んでて鳥肌立ちますマヤ!恐ろしい子!


もう一人のマヤは、今ドラマでやっている「女王の教室」の女教師、マヤ

こちらも職場でフィーバーしてたので見せてもらったのですが、うおっ、これもまた物凄く面白いです。ホーリーランドに続いて2連発、自分的に面白いドラマが続くとは思わなかった。(と言うより、結局自分、ドラマに疎すぎるのかな)

このマヤ、別の意味で恐ろしい子です。(子じゃないけど)

ストーリーは、「これは、悪魔のような鬼教師に戦いを挑んだ六年生の一年の記録である」と言うもの。…ですが、これがまた、この学級崩壊、少年犯罪、教師の質の低下、それどころか日本人全体の質の低下(あわわ)が意識される昨今、ただの悪役とは言えない恐ろしい説得力をもった存在なのです。かと言ってこの教師の言動に痛快さを感じるドラマかと言うと、そういう枠にも収まりきらない。子供たちを追い詰めていく悪魔のような鬼教師、これはホントそう。ホントにひでえ。基本はやはり、この教師に戦いを挑む子供たちに完璧感情移入して見るドラマ。(子供たちのキャラがまたいいんだ、これが。) とにかく「マヤ」と言う人物が正邪定かならぬ存在なので、見てて緊張感あります。この物語の結末はどこに持っていかれるのだろう。(アクメツも多分そうだと思うのですが、あるテーマに、こう、ボーン!と善悪定かならぬ存在を放り込む作り方って、緊張感あって好きですねえ。俺もやってみたいな)

ヒロインの女の子(萌えるぞ)にも、相手役っぽい男の子(いいヤツだ)にも好感持てるし、子供たちの演技もうまいっすねえ。見てて辛くなりそうなテーマですが、この子達が明るくいい子なおかげで、一種さわやかな雰囲気すらあって救われます。いや、このさわやかな雰囲気を壊すのがマヤと言う存在なんですが(笑)。見てて感情移入できますよ~。

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ガンダム THE ORIGIN に絡めて、ちょっとぐだぐだと。

前回、前々回の記事に関連して。僕の漫画の好み。

一読者としては、「漫画だからこのくらいでいいや」感が見える作品じゃなく、嘘を嘘と割り切らない愚直なまでの本物っぽさで、かっちりきっちり作ってある作品に弱いですね。多少読むのに重くても、興味の方がそれに勝ります。(読みやすくても興味がなかったら読まないし)

ヴィンラント・サガを読んで、改めて思いました。しかしそういう作り方の作品は、うまくやらないと、一般的には地味で窮屈で読み手を選ぶようなものになりがちのようです。

で、そういうのが好きな僕の描き方もそっち系統になりがちで、作り手としての僕の大きな壁となってます。(特に今までネーム段階で没になった奴はほとんどそう。) やはり、マニアックな部分が良く出来ている=面白さ、と言うわけじゃないんですよねえ。 基本ですけど。 (とは言え、ヴィンラント~に関しては主人公トルフィンがたった一人で敵将の首を取ってきたり・・・と、エンターテイメントとしてのサービス精神がそれほどないわけでもないです。幸村先生の以前の作品と比べても格段にちゃんと少年誌を意識してるのがわかるし、盛り上がりやシナリオ力に関しても、やはり力量はさすが!と唸れます。)

で、まったく関係ないようでちょっと関係ある話題。

Zガンダムが意外に面白かったせいで、最近自分の中でまた軽くガンダムブームになったですよ。 で、今まで買うの保留にしてた安彦良和先生の「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」の愛蔵版 1巻、2500円出して買っちまいましたですよ。 カラーで読みたくて。(コミックスの方全巻持ってるのに)

いやあ、かっちょええ。絵がもうすんばらしい。とにかく元のアニメ以上にリアル感たっぷり、ディテールもこだわりにこだわってる。もうゾクゾクするほどかっちょいい。ザクとかのモビルスーツの兵器っぽさ、重量感なんかはもう感涙ものです。キャラクターの表情や動きも、もう額縁に入れて飾りたいほどです。(マジで)

で。これがすばらしい、神作品なのが大前提ですが。

この安彦ガンダム、「当時のテレビシリーズ(=お子様向けアニメ)の事情」の影響をできるだけ廃した、よりリアリティーのある描写、がコンセプトのリライトになっているそうです。先生曰く、「(おもちゃ会社とかの思惑を除くと、)ガンダムってこういう話だったんだよ」(安彦先生のインタビューより)と言うコンセプト。 

さて、そこが問題

この漫画「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」、そのリアリティー重視の描写の結果、アニメにおける第1話「ガンダム大地に立つ」に相当する描写が、なんと156ページもあります。 主人公アムロが登場するのが28ページ目!(普通の読切だったらもう終わっちゃうよ!) アムロが乗り込んでガンダムが立ち上がるのが126ページ目! (普通の週刊連載だったら5話目か6話目ですよ!)

もう、読むと決めて読んでるし、内容知ってるし、読んでてワクワクするからもう読者としてはオールオッケーなんですけど、あったりまえの話ですけど例えば新連載とかで僕がこれを真似してはいけません(笑)。

最初のテレビシリーズガンダムの素晴らしさは、画期的なそのリアル設定や人間描写だけではない。まさにその「お子様アニメ」に片足突っ込んでいるが故の、「とにかく楽しませる」「毎回主人公に見せ場を」と言う、シビアなエンターテイメント感がまだちゃんと残ってるところなんですよね。(その後のリアルロボットアニメはどんどんマニアックになっていく)

今更言うまでもないことですが、アムロはアニメ第1話できっちりガンダムに乗り込み2体のザクを倒すところまでその1話の中でやりきります。(庵野監督がエヴァンゲリオンの第1話を作るとき、ガンダムの1話を何度も何度も見て「完璧だ、完璧だ、こんなの超えられない」と苦しんだそうです。)

それが安彦ガンダムは、リアリティーある描写を重視したがゆえのこのスロースタート。もちろんそんな危険は安彦先生もきっととうに認識しておられて、だからこそ漫画化の条件として「毎回100ページ級の掲載を」とおっしゃったんだと思うんですが、しかしそれを踏まえても、アニメガンダム第1話の無駄のなさからすると果たしてこのアレンジはプラスなのか? と思ってしまいます。 さらにそれ以外にも、2話にあたる「敵の補給線をたたけ」でアムロ(ガンダム)が出撃しない、「再会、母よ」でアムロがジオンの基地を破壊する描写がない、ハモンさんの特攻を防いだシーンでのガンダムの働きが弱い、ジャブローでのシャアの相手がガンダムではなくジムに乗ったアムロ、などと言う改変がなされています。(…のせいで、シャアの「さらに出来るようになったな、ガンダム!」って言うセリフがなかったよう・゚・(ノД`)・゚・。) 

アレンジはいいんだけど。でも…地味だ!とにかく少しづつ地味になってる!

何でこうなったかはとてもよくわかるんだけど、それぞれのシーンであったエンターテイメントとしての高揚感は、やはり一歩落ちるような気がする。

まあでも、ガンダムはいいんです。もう安彦先生があれだけ描いてくれるだけでももう感涙ものだし、もうかっちょいいし、不満を言うなんておこがましい(笑)。今回再読してても凄い高揚感で、今俺THE ORIGIN熱再燃中なくらいですから。今回のこれはTHE ORIGINにかこつけた、ちょっとした自分にとっての覚書みたいな物、まあ自分が作品作る上での忘れちゃいけない確認事項みたいなもんです。自分の嗜好からして、この辺特に忘れがちなもんで。

…何が言いたかったんだかわかんないグダグダな文章になっちゃいました。今の葛藤が文章に出てますな。なんか読み直してて消したくなってきたけど、そこそこ時間もかかったし一応アップしときます。

ところで、「THE ORIGIN」の話ですが。

詳しい人に聞きたいのですが、「オデッサ作戦」、まだ描かれてないですよね? マ・クベの「ジオンはあと10年は戦える」、ってセリフ、まだないですよね? なのにホワイトベース、ジャブローについちゃったっすよね? ・・・それどころかジャブロー編終わっちゃった。

順番変えたって事なのかな? 考えてみたら、黒い三連星の残り2名もまだ生きてるし、ジャブローのあとすぐ宇宙、と言う、アニメの流れとは違うということなのか。「大反抗作戦」と言うのが、オデッサ作戦と言うことなのかな。

だとしたら、オデッサ作戦までの間に、ミハル&カイのエピソードもやってくれるのかな? ミハルのエピソードははずして欲しくないので、気になります。識者の方!ご教授戴けたら幸いである!

それはそれとして、「シャア・セイラ編」、案外面白いです。(最初オリジナルエピソードは嫌だなーと思っていたんですが。) このタイミングで過去の歴史エピソード入れるのって、なんか漫画版アリオンプロメテウス編みたい。構成として、こういうの大好きです。ジオン・ズム・ダイクンとザビ家の過去、アニメ本編では軽く触れて示唆するだけだったのですが、一つの漫画作品としての完成度を目指した場合、このエピソードはやっぱ必要かも!? 

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あのプラネテスの幸村誠先生「ヴィンラント・サガ」

幸村誠先生「ヴィンラント・サガ」1巻面白かったですよ。あ、週マガのコミックス買ったの生まれて初めてかも。(月マガ含めてならカペタが初めて)

幸村先生らしい、地味だけど骨太なつくりで読み応えあります。あともう1本これ級の読むものが載ってたら、これのために毎週マガジン買い始めてもいいかも。ああいう描き方できたら幸せだな。

ただ、マガジンの読者にはこれは通用するの? 今まで僕は読者としてもマガジン漫画とはまったく接点がなかったけど、こういうのが載りつづけられるような誌面・読者に変化してきてる(させようとしてる)のなら、ちょっとマガジンも注目してみようかな、と思った。けど、通用するのかなー。今までの印象からすると、ちょっとイメージが湧きません。…と言うか、マガジンに限らず4大少年誌のどこででも、この描き方で通用するんだったらずいぶん嬉しいんだけど。(しかもその中でも特に、マガジンにはイメージ湧かないなあ。最近は体制が変化してるのかな) それにしても、なんでモーニングでやらなかったんだろう。勝算あるのかな。

読者としては、個人的には全然オッケーです。一誌面に1,2個は、このくらい骨太なのがあってもいいと思うんだけど。…しかし幸村先生とはつくづくやりたい舞台とかセンスがかぶるなあ。しかも置いてかれて悔しいやら羨ましいやら尊敬するやら。持っている哲学的にはかなりなとこ重なりつつも、最後には決定的に違うとも思うんだけど。(僕はラブ&ピースの人間じゃないんで)

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コミックバトン回ってきました。

MR.Gさんからコミックバトンなる物が回ってきました。まあ漫画の事に関してならいくらでも語れるので、いっちょ乗ってみましょうか。ただし、困ったのは回す人。5人は無理だ。ネット上の活動再開したばかりで、サイト持ってる友達と疎遠だし~。迷惑だといかんしね。ってわけで、このバトン、ごくごく身近なmixiやってる人あてにまわしちゃって、一般からは潜らせます。このラインから再びネット上に現れるかどうかは、その人たち次第と言うことで。あ、まわされた人、めんどかったら放置していいからね。面白いと思ったら乗ってやってくださいまし。

では。いっきまーす。

●質問1:本棚に入っているマンガ本の冊数

あーMR.Gさんも言ってるが、これはいきなり回答不可能な質問だ。横山光輝三国志だけで60冊じゃん。沈黙の艦隊も32冊か。Fが28冊、蒼天航路が今33冊?「あずみ」とか「からくりサーカス」とか「スラムダンク」とか「ギャラリーフェイク」とか「ドラゴンボール」とか、30冊オーバーのまだまだ沢山あります。続いて20冊級(マスターキートンとかめぐみの大吾とか竜馬とか)、10冊級(寄生獣とか)…と続くんで、ちょっと自分でもどんだけあるか想像つきません。2000冊は確実に超えてる気がする。ヘタすると5000冊とか行っちゃうのかな。…これでも結構処分してるんですが。

●質問2:今面白い漫画は?

「今現在」と言うなら、ここにきて、満を持して「蒼天航路」(王欣太先生)。言わずと知れた三国志漫画のニュー・スタンダード。10年に及ぶ長期連載、勿論ある程度、素晴らしい時とそうでもない時とあったんですが、最終回を間近に控えて、今現在文句なく盛り上がってます。

連載開始時の10年前、初めてこの漫画を知った時僕は、「曹操を主人公にした漫画か。若い時ののし上がりっぷりは確かにかっこいいけど、ラストがしょぼくなるんじゃないかなあ」と危惧していました。なぜなら曹操は劉邦のように天下統一を果たせたわけでもなく、また、かと言って信長のように、「本能寺の変」のような華のある最期を迎えているわけでもない。竜馬のように暗殺されたわけでもない。天下の3分の2を統一しつつの畳の上での死、しかも死の直前の最後の二つの出兵は、大勝でも大敗でもない、「引き分け撤退」という地味さです。エンターテイメントとしては実に料理しにくい晩年。それをまさか、こんな視点で盛り上げてくるとは。 

まず蒼天航路では、後半、曹操の「反儒教」「唯才政策」の改革姿勢が大きな意味を持って描かれています。が、改革に伴うのはいつの世も「反動」。既成価値観の担い手である儒者と改革の風雲児曹操は対立し、そんな中、曹操は、腹心の荀彧とも悲しい決別を経験してしまうことになります。位の上昇とは裏腹に、孤独を深めていく曹操。そんな時、「反曹」のムーブメントは、曹操への復讐に燃える諸葛孔明の策に乗って遂に形となって顕われます。劉備の漢中制圧・そして漢中王宣言です。「漢中王」とは、その昔「漢」の国を作った高祖・劉邦が、最初に封じられた王位のこと。そもそも「漢」という国名は、この辺境の地・「漢中」から来ているのです。(「漢民族」、「漢字」、元をたどれば全てここから来ている事になります。)本拠地の「蜀」の王ではなくあえて「漢中王」を名乗ることによって、民草は劉備に高祖・劉邦の像を重ね、反曹勢力の希望は一気に劉備の下に集まってしまう、と言うわけです。漢中王宣言の持つ重大な意味を大きくクローズアップし、それに呼応した都や各地の反曹勢力の蜂起を描き、それを関羽北上の流れへ繋げる。この盛り上げ方、史実を知っていても緊迫感があり、「もしや曹操が負けるのではないか?」と思わせてくれました。 これからいよいよ関羽の死そして曹操の死です。最高のラスト、最高のまとめ方になりそうです。毎週興奮。

「ここ数ヶ月で」でいいなら、南空ナオミ篇からLが○○だあたりまでの「デスノート」(大場つぐみ先生・小畑健先生)連載再開してやっと武蔵篇になってくれた「バガボンド」(井上雄彦先生)などがかなりの別格の面白さでした。その後、デスノートは新章になってからさすがにちょっと微妙だったのですが、ここ2,3週、またインファイトになって面白くなってきてます。一方バガボンドは、また休載しちゃいました… ○| ̄|__

「今」と言うともっとずれますが、単行本スパンでいいなら、「ヒストリエ」(岩明均先生)「ホーリーランド」(森恒二先生)ははずせません。

まったく別ジャンルながら、「よつばと!」(あずまきよひこ先生)も単行本待てないくらい、毎月楽しみにしてます。休載だとがっくりします。

●質問3:最近買った漫画

昨日買った漫画が、曽田正人先生「カペタ」8巻島本和彦先生「新吼えろペン」2巻六田登先生「F Regeneration 瑠璃」9巻。その前がデスノートの7巻「ハンター×ハンター」(富樫義博先生)の22巻か。あと、蒼天航路の34巻、明日発売日ですね。一緒に、「プラネテス」の幸村誠先生の「ヴィンラント・サガ」の1巻も買ってみようと思います。

●質問4:よく読む・特別な思い入れがある漫画

「F」(六田登先生)「太郎」(細野不二彦先生)が、20歳前後のバイブルでした。今でもやはり特別な思い入れがあります。いわゆる僕らが鳥山明先生・高橋留美子先生漫画で育った「冷めた世代」とか言われる中で(注・どちらの先生の作品も好きです)、梶原的な、破滅的なまでのアツい生き方を教えてくれたのがこの二つでした。特にFは衝撃だったし、リアルタイムだったから燃えましたねー。こんな生き方したいと思った。最近コンビニ本出てますねえ。表紙が昔の単行本よりアツくて羨ましいぞ。

それにプラスして、この時期読んだ漫画だと「おーい竜馬」(小山ゆう先生)「寄生獣」(岩明均先生)「MASTERキートン」(浦沢直樹先生)「ギャラリーフェイク」(細野不二彦先生)あたりが重要な位置をしめています。舞台としてはスポコンには興味はないので、その意味ではこちらの方が僕の趣味に近い。

「蒼天航路」は、それに加えて再読性も高いですね。上の漫画たちに思い入れの面でも負けていませんが、「よく読む」って要素を付け加えると、実は俄然一番トップに来ちゃう。ジャンル的にも流れる哲学的にも表現的にも好きだし、総合的には別格中の別格かも。

それで、またそれとは別の意味で別格なのが、やはり「アクメツ」&「コミックマスターJ」(田畑由秋先生・余湖裕輝先生)。これは絶対はずせない。

漫画業界に入ってから今まで自分が現場で見てきたやり方とは、発想、アイディア、展開のさせ方、姿勢に至るまでなにもかも違っていて、新鮮で、そしてそうやってできた作品が「ちゃんと面白い」です。漫画の予定調和の発想から一歩抜け出ている作り方には、毎回、これぞ求めていた漫画作りだ!!とのワクワク感を味わわせてもらってます。「アクメツ」に関しては、同時多発アクメツから偽アクメツ篇終了までの怒涛の展開はまさに神級だと思ってます。過去篇も良かった。今また怒涛の展開が転がり始めてますが、一読者としてもこれから先、非常に楽しみです。コミックマスターJに関しても同様。漫画に対する熱い思いをぶつけ合う登場人物たちにも燃えますが、ことに今やっている最後の展開、この展開を見てると、お二人はやはり「本質はSF作家なんだなあ」と嬉しくなります。J12巻の「神篇」、全ての漫画の中でもかなり好きですよ。

他にもいろいろありますが、(手塚先生に触れてね-よ!!)きりがないのでこの辺でやめときます。

●質問5:バトンを渡す人5人

最初に書いたように、mixiにもぐらせちゃいます。だから、リンクはなし。ごめんね。しかも4人。時々ここに書き込んでくれる、ごく身近な人に限らせてもらいました。

とうくろう

かんたくん

がんまくん

たびちゃん

宜しくお願いします。

面白そうだと思ったらでいいんで、やってみてね。

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「Zガンダム」と「バットマンビギンズ」行きましたぜ。

なんか「Zガンダム」行くことになって行っちゃいました。まったく、ホントにまったく期待してなかったんですが、あれ?なんかかなり面白かったです。一般に薦められるかと言うとそれはまた別の話ですけど。

バットマンビギンズ」も行ってきました。こちらも噂に違わず面白かった。僕の中で「スパイダーマンと並ぶヒーローモノの双璧になる可能性十分。ただ、こちらは「85点の期待をして見に行って実際85点だった(当社非)」、と言う感じで、しかも僕の中で同ジャンルで「スパイダーマン2」が120点オーバーなもんで今回特に「衝撃」って感想はなかったんです。が、「Zガンダム」の方は「20点くらいの覚悟をして行ったら結構67点くらいには楽しめた(もっとかも)」、てな感じだったんで、なんかお得感たっぷりでした。

なんか持って回った言い回しですな(笑)。

だってそれはそうです。20年近く前のテレビシリーズの劣悪な環境で作った映像を、今劇場の大画面で見せられるんだもん。手放しで誉められるわけはないです。結局総集編だし。新作カットは確かに奇麗でしたが、あちこちで言われてるように旧映像とのマッチがチグハグだし、単独で見たって、やはり安彦さんの描く人物の凄まじくもまた色気のある表情や動きに比べたらやはり喜ぶほどではない。

じゃあ、なんで面白かったかと言うと。シナリオが案外スッキリしていた。これに尽きます。もっと言うと、「魅せるべき軸がどこかちゃんとハッキリしていて、シナリオのほぼ全ての要素がちゃんとその一点の瞬間に収束していた」んです。つまり…


かつての仇敵シャアの元に、次々と集まってくる旧ホワイトベースの戦士たち。

そして物語のクライマックス、ついにシャアとアムロが邂逅する。


軸はこれ。ここからぶれてない。アムロの復活、シャアとアムロの邂逅。それを見に行く映画です。途中のエピソードも、ちゃんとここに収束するように取捨択一されている。要はカタルシスがあったんです。クェスとかカツとかギュネイのエピソードでシナリオが不必要にバラバラしてしまった「逆襲のシャア」より印象は良かったし、感情曲線・緊張曲線のコントロール、その一点に関してのみ言うと、「宇宙戦争」よりもずっと満足度高かった。(そして、僕にとってはその点が何より重要。 勿論映像や場面場面の人間表現は勝負にならないんですが。) うまい具合に「ハッとする」場面が入って、退屈させられなかったのも良かったですね。ほぼ全編、気持ち的に入り込んで見れました。

さて、それほど言うならシナリオ的には万人にお薦めか、と言うと、そこがまたそんな事ないのが難しいです(笑)。

まず、この映画、完全にファーストガンダムのファンを意識して作られてる。

大前提としてファーストガンダム見たことない人、思い入れのない人にとって、シャアとアムロの邂逅なんて言われてもワクワクするはずもないし、そもそも設定的にきついでしょう。7年経ったアムロとフラウの微妙な距離感も良かったんですが、そんな事言われても(゚д゚)ハア? でしょうし。まあ、ガンダムファン限定、そんな事はいまさら言うまでもないので良しとします。彼氏に連れてこられたらしき女性が何人かいたのですが、もしいやいやだったら、ご愁傷様としか言いようがない(笑)。

テレビシリーズ「Zガンダム」の熱狂的なファン、この人たちにも案外きついかもしれないです。つくりが完全に「ファーストガンダムのファン」向けになってるので、もう見せ場はホワイトベースクルー、アムロ、シャアに全部持ってかれてます。(僕などにはそれが良かったのですが。) Zファンにとっては、「あのシーン好きだったのに!!」ってなシーンが結構カットされてるかもです。富野監督によると、2部・3部あわせた全体のラストは、テレビシリーズと180度変わるらしいですし。(僕にはこれも楽しみ)

じゃ、ファーストガンダムのファンならみんな楽しめるかと言うと、そこはやっぱりZはZ。帰ってからファーストガンダムの1話見直したんですが、やはり1話のアムロの感情、行動は丁寧に追われてるんですよね。それに比べちゃうと、Zキャラの行動はやはり逝ってる。

カミーユに関しても、僕は今回結構すんなり入ってきたんで肯定的ですが、これもほんとはもうちょっと何とか出来ればいいんでしょうねえ。特に入り方。 (いきなり取調室で尋問されてるとこが初登場なんですが、これは日常から入るテレビシリーズよりむしろ良かった。最初から「そういうキャラなんだ」と思って見れるので。でも、これでも「良く」はないよなあ・・・)

しかし、こういう「ファーストガンダム」の正統的続編、と言う作品を今構築しなおすと言うのは、やはり、ゲームでファーストの世界を体験してくれた若い世代が凄い数いるからでしょうねえ。「ファーストは知っててSEEDも知ってるけど、Zは知らない」と言う世代。その辺考えると、「完全にファーストガンダムファンを狙ったつくり」、狙いはかなり良かったんじゃないかと。

今回の第1作「Zガンダム1 星を継ぐ者」、ファーストガンダム世界とZ世界の橋渡しとして、なかなか良かったんじゃないかと思います。これで、ガチガチのファースト至上主義者で以前はZキャラは何考えて行動してんだかさっぱりわかんなかった僕も、とりあえず、カミーユとエマさんとレコアさんとジェリドは覚えることが出来ました。これでZキャラにも多少の愛着が生まれたので、第2作「Zガンダム2 恋人たち」は、Zキャラだけで話が動いても楽しめそうです。

最後に一言、感想。「ああ、Zってこういう話だったんだ!!

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まとめていろいろと。

TVK朝の人気番組、サクサクの看板キャラ・ジゴロウの出演が、今週で終わりらしい。著作者の権利など人事とは思えない部分が揉め事の原因らしいのだが、ああ、なんて悲しい終わり方なのだ。来週から「新しいモビルスーツ(ジゴロウ黒幕・談)」が来るらしいのだが、失速しないでうまくバトンタッチできるだろうか。せっかくおもちゃ屋などにもジゴロウ人形が並び、DVDも発売、そしてカエラちゃんも大ブレイクと、絶好調だったのになー。好事魔多しですか。これでカエラちゃんまでやめちゃうことがあったら一気にしぼんじゃうと思うので、忙しくなってもやめないでね、カエラちゃん。

★★★

ドラマ版ホーリーランド、遂に最終回。

とにかく8・9話のカトーとの決着は尋常じゃなく燃えたし、10・11話の伊沢さんとのラストもめっちゃ良かったシンちゃんとの再会のシーンなんかもうぐっと来ちゃったよ。12・13話は、当初から心配してた通り若干キツキツに感じたけど、それでもあれだけ助けられた伊沢さんを最後に助けると言う構成にしたのは理解できるし、テーマ的な完結って意味では、エピローグとしてこういう構成は好きではあります。でっかいお話が終わったあと、「戦う理由を問い直す一話を入れる」と言う構成は、同じ黒田さんの脚本の「スクライド」の最終回を思い出しました。あと、寄生獣の、「後藤を倒した後の浦上の話」もそういう構成かな? ってわけで、基本的には最終話も良かったんですけど、最後もうちょっと余韻が欲しかったので、DVDになる時は、スタッフロール&EDソング入れてくださいね(笑)。それでもう僕は満足です。

★★★

スピルバーク&トム・クルーズ「宇宙戦争」見てきました。アクメツの仕事明けに田畑さんに連れて行ってもらいました。

原作知ってたし、個人的にはこういうレトロSFは嫌いじゃないですけど、これって「トワイライトゾーンの1本」とでも言うべきな「小話」なんで、2時間はちと長すぎです。オチまで原作そのままやるなら、大作のネタじゃないんじゃないかと。最初の宇宙人襲来の映像とかはむっちゃ良かったし、ドキュメンタリータッチにしたいと言う意図自体は理解できるしで方向性自体は良かったんですけど、さすがに逃げてるだけで2時間はつらいかなー。あと、後半の、スピルバーク演出特有の「ビックリかくれんぼ」は、もう萎え萎えでした。前半は迫力だったのに。

それよりも、トム・クルーズの息子の少年が、いつザンボット3ボルテスVバルキリーに乗ってくれるか、それがもう気になっちゃって気になっちゃって(笑)。実際あの状況で、「実はこんなこともあろうかと、我々は着々と準備していたのだ!!」と巨大ロボが現れたら、もうブラボー!!!ですよ。それにあのトムの息子が、父親と妹を振り切って乗り込むんです。そしたらもう絶対燃え燃え。またロボットの操縦者として選ばれるのに、あの息子ちょうどいい年齢なんだ、これが(笑)。

まあそう思えたのは、あのトライポッド(宇宙人のメカ)の映像がほんと迫力と存在感あったからであって、このままその存在感とリアリティーでザンボットが現れたら感涙モノだろうなーと想像の翼が膨らんだわけです。実際、人類最強のはずのアメリカ軍とトライポッドの戦闘シーンは、戦争映画を感じさせるようなリアル感があって、絶望的で、それでも何とかしようとしているのがちょっと感動的で、軍隊かっちょえーー!とは思いました。あんなビックリかくれんぼなんかしてないで、その辺をもっともっと見せてくれたらよかったのに。

なんかめちゃくちゃ文句言ってるようですけど、やっぱり映像的にはゾクゾクするところ一杯あったんで、そこそこ好きで持っておきたい一品ではありました。総合的に、良くも悪くもジュラシックパークとおんなじくらいの印象です。

あと、一応言っておこうか。ダコタ・ファニング萌え。

★★★

ウルトラマンネクサス、最終回が案外面白かったらしいので見せてもらいましたが、はい、なんか盛り上がっててかなり面白かったです。でも、最終回で主人公がやっと変身するってどうなんでしょ。(そのシーンが盛り上がったんだけど。)確かにこの最終回は面白かったんだけど、そこまで見続けらんないよなあ・・・。響鬼もそうなんだけど、主人公を傍観者にする意図がどうしてもわからん。(製作者の間で)はやってる…? どう考えてもホーリーランドとかみたいに、主人公のドラマにスポット当ててる方が燃えると思うんだけど。

一方で、主人公一辺倒じゃなく、銀英伝蒼天航路リヴァイアス龍騎Fのように複数のキャラにスポットを当てた「群像ドラマ」は最高に大好きですその差は微妙なんだけど、これらは「みんなが主人公」って感じがして、それぞれの主人公の正義、生き様、利害がぶつかるところが面白いんですよね。「傍観者にスポットを当てる」とは、やっぱり根本的に違うと思う。登場人物の「行動」が人を感動させるんであって、「思う」だけじゃカタルシスはないです。自分への戒めを含めて、ここに記しておきます。(いろんな意味で。)

★★★

バットマンビギンズがどうもかなり面白いらしい。

今までのバットマン映画は面白いと思えたことがないのでまったくノーマークだったのですが、今回は監督・キャスト一新の完全な新シリーズ。「今までのは忘れてくれ」と公式に言われてるらしいです。(しかも監督は「メメント」の監督!!) もともとネタ的、デザイン的にはかなり好きな系統なので、みんなの評価を聞くに、これはかなり心の作品になりそうな予感です。俄然興味が出てきました。

★★★

スターウオーズ エピソード3」が、案外面白そう。予告編を見たらワクワクしてきちゃいました。「エピソード1」「エピソード2」が個人的にはかなりダメなんで今回も期待してなかったんですが、なんだか良さげですね。聞こえてくるまわりの評価も、わりと好意的なのが多いです。

★★★

「蒼天航路と三国志」についてと、「映画公開の迫ったアルセーヌ・ルパン」について、前前からブログ書こう書こうと思ってるんですが、思い入れがあるだけにすんごく長くなりそう。なので、結果的にあとまわしになってます。近日中に書きます。特に「アルセーヌ・ルパン」「ルパン・ブログ」なるものが出来たし、ミクシィのルパンコミュでルパンファンの友達も出来そうだしで、急いで書かなけりゃの気持ちで一杯です。ルパン生誕100周年映画公開。今までためてた気持ちを爆発させて、ここでドカンとバックアップしなきゃどうする。

…蒼天航路についても、早く書かなきゃ最終回になっちゃうよなー。

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