コミックバトン回ってきました。
MR.Gさんからコミックバトンなる物が回ってきました。まあ漫画の事に関してならいくらでも語れるので、いっちょ乗ってみましょうか。ただし、困ったのは回す人。5人は無理だ。ネット上の活動再開したばかりで、サイト持ってる友達と疎遠だし~。迷惑だといかんしね。ってわけで、このバトン、ごくごく身近なmixiやってる人あてにまわしちゃって、一般からは潜らせます。このラインから再びネット上に現れるかどうかは、その人たち次第と言うことで。あ、まわされた人、めんどかったら放置していいからね。面白いと思ったら乗ってやってくださいまし。
では。いっきまーす。
●質問1:本棚に入っているマンガ本の冊数
あーMR.Gさんも言ってるが、これはいきなり回答不可能な質問だ。横山光輝三国志だけで60冊じゃん。沈黙の艦隊も32冊か。Fが28冊、蒼天航路が今33冊?「あずみ」とか「からくりサーカス」とか「スラムダンク」とか「ギャラリーフェイク」とか「ドラゴンボール」とか、30冊オーバーのまだまだ沢山あります。続いて20冊級(マスターキートンとかめぐみの大吾とか竜馬とか)、10冊級(寄生獣とか)…と続くんで、ちょっと自分でもどんだけあるか想像つきません。2000冊は確実に超えてる気がする。ヘタすると5000冊とか行っちゃうのかな。…これでも結構処分してるんですが。
●質問2:今面白い漫画は?
「今現在」と言うなら、ここにきて、満を持して「蒼天航路」(王欣太先生)。言わずと知れた三国志漫画のニュー・スタンダード。10年に及ぶ長期連載、勿論ある程度、素晴らしい時とそうでもない時とあったんですが、最終回を間近に控えて、今現在文句なく盛り上がってます。
連載開始時の10年前、初めてこの漫画を知った時僕は、「曹操を主人公にした漫画か。若い時ののし上がりっぷりは確かにかっこいいけど、ラストがしょぼくなるんじゃないかなあ」と危惧していました。なぜなら曹操は劉邦のように天下統一を果たせたわけでもなく、また、かと言って信長のように、「本能寺の変」のような華のある最期を迎えているわけでもない。竜馬のように暗殺されたわけでもない。天下の3分の2を統一しつつの畳の上での死、しかも死の直前の最後の二つの出兵は、大勝でも大敗でもない、「引き分け撤退」という地味さです。エンターテイメントとしては実に料理しにくい晩年。それをまさか、こんな視点で盛り上げてくるとは。
まず蒼天航路では、後半、曹操の「反儒教」「唯才政策」の改革姿勢が大きな意味を持って描かれています。が、改革に伴うのはいつの世も「反動」。既成価値観の担い手である儒者と改革の風雲児曹操は対立し、そんな中、曹操は、腹心の荀彧とも悲しい決別を経験してしまうことになります。位の上昇とは裏腹に、孤独を深めていく曹操。そんな時、「反曹」のムーブメントは、曹操への復讐に燃える諸葛孔明の策に乗って遂に形となって顕われます。劉備の漢中制圧・そして漢中王宣言です。「漢中王」とは、その昔「漢」の国を作った高祖・劉邦が、最初に封じられた王位のこと。そもそも「漢」という国名は、この辺境の地・「漢中」から来ているのです。(「漢民族」、「漢字」、元をたどれば全てここから来ている事になります。)本拠地の「蜀」の王ではなくあえて「漢中王」を名乗ることによって、民草は劉備に高祖・劉邦の像を重ね、反曹勢力の希望は一気に劉備の下に集まってしまう、と言うわけです。漢中王宣言の持つ重大な意味を大きくクローズアップし、それに呼応した都や各地の反曹勢力の蜂起を描き、それを関羽北上の流れへ繋げる。この盛り上げ方、史実を知っていても緊迫感があり、「もしや曹操が負けるのではないか?」と思わせてくれました。 これからいよいよ関羽の死、そして曹操の死です。最高のラスト、最高のまとめ方になりそうです。毎週興奮。
「ここ数ヶ月で」でいいなら、南空ナオミ篇からLが○○だあたりまでの「デスノート」(大場つぐみ先生・小畑健先生)、連載再開してやっと武蔵篇になってくれた「バガボンド」(井上雄彦先生)などがかなりの別格の面白さでした。その後、デスノートは新章になってからさすがにちょっと微妙だったのですが、ここ2,3週、またインファイトになって面白くなってきてます。一方バガボンドは、また休載しちゃいました… ○| ̄|__
「今」と言うともっとずれますが、単行本スパンでいいなら、「ヒストリエ」(岩明均先生)と「ホーリーランド」(森恒二先生)ははずせません。
まったく別ジャンルながら、「よつばと!」(あずまきよひこ先生)も単行本待てないくらい、毎月楽しみにしてます。休載だとがっくりします。
●質問3:最近買った漫画
昨日買った漫画が、曽田正人先生「カペタ」8巻、島本和彦先生「新吼えろペン」2巻、六田登先生「F Regeneration 瑠璃」9巻。その前がデスノートの7巻と「ハンター×ハンター」(富樫義博先生)の22巻か。あと、蒼天航路の34巻、明日発売日ですね。一緒に、「プラネテス」の幸村誠先生の「ヴィンラント・サガ」の1巻も買ってみようと思います。
●質問4:よく読む・特別な思い入れがある漫画
「F」(六田登先生)、「太郎」(細野不二彦先生)が、20歳前後のバイブルでした。今でもやはり特別な思い入れがあります。いわゆる僕らが鳥山明先生・高橋留美子先生漫画で育った「冷めた世代」とか言われる中で(注・どちらの先生の作品も好きです)、梶原的な、破滅的なまでのアツい生き方を教えてくれたのがこの二つでした。特にFは衝撃だったし、リアルタイムだったから燃えましたねー。こんな生き方したいと思った。最近コンビニ本出てますねえ。表紙が昔の単行本よりアツくて羨ましいぞ。
それにプラスして、この時期読んだ漫画だと「おーい竜馬」(小山ゆう先生)、「寄生獣」(岩明均先生)、「MASTERキートン」(浦沢直樹先生)、「ギャラリーフェイク」(細野不二彦先生)あたりが重要な位置をしめています。舞台としてはスポコンには興味はないので、その意味ではこちらの方が僕の趣味に近い。
「蒼天航路」は、それに加えて再読性も高いですね。上の漫画たちに思い入れの面でも負けていませんが、「よく読む」って要素を付け加えると、実は俄然一番トップに来ちゃう。ジャンル的にも流れる哲学的にも表現的にも好きだし、総合的には別格中の別格かも。
それで、またそれとは別の意味で別格なのが、やはり「アクメツ」&「コミックマスターJ」(田畑由秋先生・余湖裕輝先生)。これは絶対はずせない。
漫画業界に入ってから今まで自分が現場で見てきたやり方とは、発想、アイディア、展開のさせ方、姿勢に至るまでなにもかも違っていて、新鮮で、そしてそうやってできた作品が「ちゃんと面白い」です。漫画の予定調和の発想から一歩抜け出ている作り方には、毎回、これぞ求めていた漫画作りだ!!とのワクワク感を味わわせてもらってます。「アクメツ」に関しては、同時多発アクメツから偽アクメツ篇終了までの怒涛の展開はまさに神級だと思ってます。過去篇も良かった。今また怒涛の展開が転がり始めてますが、一読者としてもこれから先、非常に楽しみです。コミックマスターJに関しても同様。漫画に対する熱い思いをぶつけ合う登場人物たちにも燃えますが、ことに今やっている最後の展開、この展開を見てると、お二人はやはり「本質はSF作家なんだなあ」と嬉しくなります。J12巻の「神篇」、全ての漫画の中でもかなり好きですよ。
他にもいろいろありますが、(手塚先生に触れてね-よ!!)きりがないのでこの辺でやめときます。
●質問5:バトンを渡す人5人
最初に書いたように、mixiにもぐらせちゃいます。だから、リンクはなし。ごめんね。しかも4人。時々ここに書き込んでくれる、ごく身近な人に限らせてもらいました。
とうくろう
かんたくん
がんまくん
たびちゃん
宜しくお願いします。
面白そうだと思ったらでいいんで、やってみてね。
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コメント
せっかくなんで(?)、こっちにコメントで残していきまーす。
質問1:本棚に入っているマンガ本の冊数
実は、部屋の片付けした際に、思い切って大処分したため、今は、200ないぐらいに圧縮されてます。
●質問2:今面白い漫画は?
モーニングで月1連載中の「働きマン」。日々落ちる仕事へのモチベーションが、やや下げ止まる。
●質問3:最近買った漫画
買うマンガも数を抑えてきていて、「クニミツの政」と終わってしまったけど「ギャラリーフェイク」ぐらいかな。今日は「働きマン」の2巻目買う予定。マンガじゃないですけど、島本和彦の「炎の言霊」がすげぇ。
●質問4:よく読む・特別な思い入れがある漫画
「め組の大吾」。学生のときに朝サンデー読んでいて電車の駅を2駅乗り過ごした。
「ベルセルク」。人生のスパイス。鷹の団編を転職しようか悩んでいるときに読み返してたら、ふんぎりついた。
「燃えよ!ペン!」。すべてのマンガ家がそうだと思ってます!これ読む前は、島本マンガは暑すぎ、くどすぎて、好きではなかったんだけど、、、
●質問5:バトンを渡す人5人
これ読んでくれた5人!
投稿: かんた | 2005年7月23日 (土) 09時52分
どうもお手数かけましてー。m(__)m
「働きマン」、読ませますよねー。安野モヨコ先生の作品ちゃんと読んだのは初めてだったんですけど、やはりさすが、話題になった人はどこか一歩抜きん出てるなーと思いました。
「めぐみの大吾」「ベルセルク」、この辺も僕にとっても鳥肌もんの心の作品の一つです。
島本先生の漫画、今映画化で話題の「逆境ナイン」も是非!
バトン>
これが問題ですよね(笑)。
見てくれてる人で受け取りたい人もしいたら、ここに一言書き込んでくれれば、勝手に持ってってくれちゃっていいですよー(笑)
投稿: TAK@森田 | 2005年7月24日 (日) 05時13分