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やっと収まるところに収まった 冥王星除外

幼少の頃、カール・セーガンの「コスモス」を見て以来、こういう宇宙系の話題にはどうしょうもなくワクワクしてしまうのですが、さて、昨今話題の新惑星問題。

新惑星の話題にはこのブログでもカテゴリー「# 宇宙・科学」コレ(2005.05.10 セドナ)とかコレ(2005.08.08 太陽系第10番惑星)とかで書いてきたわけですが、まあ、結果は、「収まるところに収まった」と言う感じですねえ。上のエントリーで僕は

★★★★★★★★★

…うーん、やっぱり新惑星も冥王星も含めて、「小惑星」と見る方がスッキリするような気がします。

第10番惑星と言ってもいまいち盛り上がらなかったのは、こんなわけ。それよりも僕としては、この調子でこのレベルの天体を惑星扱いにしていったら、20年後には太陽系惑星は100や200のメンバーを持つことになりやせんかな~と心配しています(笑)。多分このレベルの大きさの小惑星は、今後指数関数的伸びでどんどん見つかるんじゃないかと…。

★★★★★★★★★

と書いてたんですが、まあ、分類って観点からすると、どう考えてもそれがスジってもんです。「セレス」「カロン」「2003UB313」を加えるって聞いた時は「やめとけやめとけ」と思いました。数年後には収拾つかなくなるって。 

しかし、やっと朝のワイドショーとかでやるくらいメジャーな話題になったなあ。でもさ、「2003UB313」は仮名だ、って、誰か突っ込んでやれよ・・・なんだよ、このまま子供に暗記させるって。__| ̄|○

冥王星(これからは和名で呼ぶのをやめて「プルート」って呼んだ方が実情に合ってるかもね)級の小惑星は、最近見つかったのだと「クワオワー」「セドナ」などがあるわけですが、この「2003UB313」の名前は、決まったらちゃんと大きく報道して欲しいです。惑星の座は射止められなかったとは言え、天王星以来では、太陽系最大の天体の発見なのは確かなんですから。

もともと「惑星」って、「惑う星」と書くだけあって、古代から肉眼で見えていた動きの奇妙な星、水・金・火・木・土 がメインなわけなんですよね。西洋ではこれにギリシャ・ローマ神話の主神たち(マーキュリー・ヴィーナス・マーズ・ジュピター・サターン)の名前が与えられ、中国(東洋)ではこのように陰陽五行説から名前が与えられた。(これに太陽(日)を加えて、月・火・水・木・金・土・日一週間になるわけです)

ルネッサンス期以降になって望遠鏡、物理学・天文学の発展やボーデの法則の注目により、天王星(ウラノス)海王星(ネプチューン)、そして冥王星(プルート)が見つかったわけですが、極端な話、歴史的観点からすると「惑星」と呼ぶのはもうもとの5つでいいんじゃないかとすら思えるんですよ。

プラス、火星と木星の間にある小惑星アステロイド・ベルト天体(セレス・パレス・ヴェスタ・ジュノー30万個以上)土星以降の惑星(天王星・海王星)海王星以降の小惑星エッジワース・カイパーベルト天体(プルート・カロン・クワオワー・セドナ無数)があるよ、と言う教え方にしたらいいのに。(この辺は興味ある人だけおぼえればいいっつー事で。) これだけ観測技術が発展した昨今、残念ながら多分、天王星・海王星級の惑星の発見はもうないよ。雷王星・魔王星の夢は捨て難いけどさ…。

この他にも太陽系の家族としては彗星オールトの雲衛星などが多数存在するわけで、とにかく大小さまざまな星やら岩やらゴミやらガスやらがぐるぐるぐるぐる太陽の周りをまわってるのが太陽系なわけで、新発見の小さな天体を「惑星と呼ぶかどうか」というのはさして気にならなくなってきた昨今でした。呼び方変えても実態が変わるわけじゃなし。

冥王星を惑星と言い張ると、「内惑星は地球型惑星、外惑星は木星型ガス惑星」と言う太陽系の構造上のイメージが混乱するので、寂しいけど妥当な処置だと思います。

しかし、ガミラスはなんであんなところに基地を作ったんだろうか(´Д`;)。

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コメント

自己レス。
…とは言えコレ↓、気持ちは分るなあ。

>アニメ「宇宙戦艦ヤマト」や「銀河鉄道999」では、
>冥王星は敵の前線基地が置かれたり、人間の墓地として利用されるなど、
>太陽系の重要な惑星として描かれた。

>原作者である漫画家の松本零士さん(68)は
>「冥王星こそが太陽系の果てで、そこを離れることが
>太陽系から外宇宙に旅立つことだと描いてきた。
>今回の決定は、論理的には正しいのだろうが、
>多くの人が少年のころから抱いていた夢、
>心情的なものにも配慮してほしかった。
>心構えができていないうちに突然決まってしまった感じがする」
>と残念そう。
>そのうえで「冥王星はこれからも太陽系の一族だ」と強調し、
>存在感が低下しないよう何らかの形で配慮してほしいと
>訴えている。

>(毎日新聞 - 08月24日 21:21)

俺なんかまさにこの松本アニメにどっぷり漬かった幼少期を送ってきたわけですから。

ヤマトのガミラス冥王星基地や、そこを離れた後の「さよおなら~」のエピソード、
冥王星の氷の下にあるはずのメーテルの体を思うと、
確かにちと胸が締め付けられる。

僕がわりとすんなり受け止められたのは、僕の方はこの話題最近注目してたんで、松本先生の言う「心構え」が出来てたからなのかも。

投稿: TAK@森田 | 2006年8月25日 (金) 08時45分

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