のだめ全部読んだ あと画集2点、書籍2点
●のだめカンタービレ 9~16巻 (二ノ宮知子先生)
面白かったー。 ってかこれが最新刊ですか!!! ここで引きか!! 次!次!(笑)
前回「のだめほとんど弾きませんねー(笑)」と書いたんですが、ちょうどあの後の展開、9巻以降走り出しましたねー。「なんで楽しく弾いてちゃいけないんデスかー!」には思わずうるっとなってしまった。そして相変わらず千秋には燃える。かっちょえええ!
その他、最近買ったもの。
●小畑健先生画集「blanc et noir (ブラン エ ノワール)」
「(原作ネームが早め早めに来てくれるので) 週7日全部作画に当ててます。5日間は睡眠時間5時間、起きてる時間は完全に机の前から動きません。残り2日はひたすら仕上げ、その2日はほとんど寝れない」との小畑先生インタビューに、うげー。でもまあ、物理的に考えてそうなるわなあ。あの作画で週刊連載こなそうとしたら、そうなる。むしろコミックマスターJ並みのスピードじゃない、人間のスピードである事がわかっただけホッとすらしたり(笑)。(それでもバカ速いと思いますけど…)
これが誇張でもなんでもないということは自分の週刊連載のアシ経験から考えてもよくわかります。今うちらはパソコン導入してるから少し効率良くなったけど、普通の作画方法だったらそうじゃないとあがらないです。 そして週刊連載の恐ろしいところはこれが「終わりなく延々と続く」事(笑)。終わったら終わったで困るし(笑)。
●王欣太先生「画伝蒼天航路」
これについてはまた後日書きたい。
これも欣太先生のインタビューが面白かったです。
●文庫版「ローマ人の物語 24/25/26巻 賢帝の世紀」 (塩野七生先生)
いよいよ五賢帝、ローマ帝国最盛期。ネルヴァ、トライアヌス、ハドリアヌス、アントニヌス・ピウス、マルクス・アウレリウス・アントニヌスの5人ですね。世界史で覚えさせられたなあ。名前だけ暗記させてどうすんだ? 学校の歴史教育意味ねーなー。
この巻、ネルヴァ帝は前巻で触れてるので、まずはトライアヌス帝から。25、26巻でハドリアヌス帝、アントニヌス・ピウス帝と続きます。「大秦王安敦」ことマルクス・アウレリウス・アントニヌス帝は次回配本「すべての道はローマに通ず」で語られるようです。
このあたりを過ぎるとローマ世界はついに下り坂になっていきます。ハードカバーの方はいよいよ12月15日に最終巻「ローマ世界の終焉」が出て完結するようで。文庫版はもう少しかかるでしょうが、タイトル見てるだけでなんだか寂しいですね…。
●戯曲アルセーヌ・ルパン (モーリス・ルブラン)
これはなんと、ほとんど本邦初訳と言えるほどの、戯曲版アルセーヌ・ルパンの出版です。偕成社版などでは「ルパンの冒険」、ポプラ社版では「消えた宝冠」として出されているお話ですが、これは実はルブラン以外が書いたノベライズ版の翻訳で、ルブラン本人が書いた本物は、戯曲(会話形式の舞台脚本ですね) なのです。ルパンものは当時の第一線のエンターテイメントで、こういうふうにメディアミックス展開をしてたんですね。戯曲とは言え後のルパン作品もこの作品を踏まえて書いてあるんで、この作品抜きにはルパン一代記は語れない。ガンダムと同じく、一つのメディアだけでは全貌を把握しきれないようです。
この本、「戯曲アルセーヌ・ルパン」の他に「アルセーヌ・ルパンの帰還」「アルセーヌ・ルパンの冒険」が収録されてます(いずれも戯曲)。また、解説が膨大で充実。噂によると、新情報満載で「マニア必見」だそう。まだ全部読んでませんが、いずれ「アルセーヌ・ルパン」項で書きたいと思います。
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