CUC紡血2巻販促月間 <4> シャーリー・ラムゼイ
CUC紡血2巻販促月間第4回。キャラ談義・3、シャーリー・ラムゼイいきます。
シャーリーはゲームでの嫁候補3人のうちの一人ですが、唯一漫画中では(そういう意味での)カムナとの絡みを描きませんでした。このあたり、確かに最後まで迷い所だったんですが…ナギサを婚約者にしてエレンを奥さんに決めた時点で、さらにシャーリーとも…となると、さすがに「登場女性キャラ3人全員に手を出してたのかよ!(しかもそのうち2人は部下かよ!)」ってなるわけで、パミルじゃなくてもオイコラと言いたくなりそうなんで取りあえず描くのはやめときました。まあ最後の方では絡ます余裕もなかったんですが。(しかし一方で、ここまで来たら全員落としてグランドスラム達成と言うのもありかなとも思ってたw) とは言え、嫁が誰かと言うのは意識してギリギリまで読者に明かさないように引っ張ってきたので、最後までカムナをロンド・ベルに誘いに来るなど読者へのミスリードに生かそうとはしておりました。
位置づけ的にはカムナとの士官学校との同期なので、カムナと一番付き合いが長くはあります。付き合ってたとしたら学生時代とかはアリのような気がします(グランドスラムルートw)。付き合ってないにしても、意識はしているかもしれない。この辺はあえてぼかして、読者それぞれのご想像にゆだねるのがよいかな…とあえて深く言及はしませんでした。ただ、どちらにしろカムナとは互いの家庭の事情も知ってるなどお互い「一番の理解者」であったのは確かだと思っています。パイロットとしてのライバル的な側面もあったでしょうね。恋愛関係じゃなくとも、「同志」感は強かったのではないでしょうか。学生時代のカムナとシャーリーにはイメージ広がります。
シャーリーは2話で早速メイン張ったので、比較的早くキャラを理解できました。おかげでその後は一コマ登場しても、「シャーリーなら今はこう考えてるだろうな」と言うのが想像できて、表情などもイメージしやすかったです。2話以降(もっと言うと4話以降)は、復讐心という憑き物は落ちたものの武器を下ろせるほど悟りきれてるわけでもなく、自分と折り合いを付けながら大人として戦士として生きていったんだろうなと思います。「こう生きるしかない」と思いつつ、「こう生きるしかない自分」を納得して受け入れている感じ。
パミルのことは「仲がいいじゃれあい友達」として認識してたと思います。だからティターンズ以降のパミルとのなりゆきは、責任を感じるとまではいわないまでも、カムナ同様ずっと傷にはなっていたと思います。場合によっては、ロンド・ベルにカムナを誘いに来るシーンでは「お願い、あのバカを助けてあげて…」みたいな台詞を言わせようかとも思っていました。
エレンとは仲良かったのかなあ。女の子同士のことはわかりません(笑)。そのへん男子にははかり知れない部分があるんで。作中のシーンでのふたりのやり取りは「男子アイズ」で見たやり取りだと思ってください(笑)。裏で「なによこの女!!」とビンタの張り合いしてたかもしれませんなww
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コメント
(;´Д`)ハァハァハァハァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ ノ \ア ノ \ア / \ ア
> 唯一漫画中では(そういう意味での)カムナとの絡みを描きませんでした。
まー無問題っスよw
シャーリーは小生の嫁ですから(オイ
>(しかし一方で、ここまで来たら全員落としてグランドスラム達成と言うのもありかなとも思ってたw)
すんでのところで宇宙世紀最強の種馬が誕生するところだったんですね(^^;
> シャーリーは2話で早速メイン張ったので、比較的早くキャラを理解できました。
> 自分と折り合いを付けながら大人として戦士として生きていったんだろうなと思います。
シャーリーファンクラブ会長としては(w)、早々にキャラが立った分、以降は戦士・兵士として揺るぎないポジションについてしまって、ちょっと物足りないなァ~という気もしないでもないかも知れないです。
(盛り込める内容量の制限があるだけに仕方ないとは判ってるんですが(^^;)
だから、
> ロンド・ベルにカムナを誘いに来るシーンでは「お願い、あのバカを助けてあげて…」みたいな台詞を言わせようかとも思っていました。
このシーンがあったら嬉しかったかも。
…って何だか、キモオタのエゴ全開っぽい感じがしてきたのでこの辺で(手遅れ
> エレンとは仲良かったのかなあ。女の子同士のことはわかりません(笑)。そのへん男子にははかり知れない部分があるんで。
女性を描くのは大変ですよね。
個人的にイロイロ“女性の表現”について研究してみたことがあったんですが、結局「男性に女性の感性を理解し描くことは不可能」という(考えてみれば当たり前の)結論に達しました。
吉田秋生先生の『櫻の園』なんて、絶望的なまでに理解し難いです(だからこそ大好きなんですけど)。
投稿: ギムG | 2007年5月28日 (月) 16時19分
>まー無問題っスよw
>シャーリーは小生の嫁ですから(オイ
読者にそう思ってもらえるのはアリかもw
帯ギュの保奈美と桜子でいう桜子。
>早々にキャラが立った分、以降は戦士・兵士として揺るぎないポジションについてしまって、ちょっと物足りないなァ~という気もしないでもないかも
すいませーん(^^;)。わかります。
シャーリーファン多いし気にはしてたんですけどねえ。
僕もちょいちょいと描きたかったシャーリー絡みのシーンあります。
その思いがあったんで、今回のイラストねちこく描いたのかもw
…って、あまり作者が言い訳ばっかしてると痛いブログな感じがしてきたのでこの辺で(手遅れ(笑)
>結局「男性に女性の感性を理解し描くことは不可能」という(考えてみれば当たり前の)結論
実は僕も同じ思考経路をたどって同じ結論に達しています。漫画家を目指したばかりの20くらいの頃は「女の子から見てもちゃんと共感できる女の子キャラ(作品)を作りたい」と思って研究したりもしたもんですが、無理と言う結論に達しました(笑)。感性が違うもん。下手に真似しようとすると今度は男性から見ても女性から見ても面白くない話になるケースも多くて、本末転倒の危険性を感じたり。男だからこそ描ける熱い男キャラ、エロい女キャラと言うのもあるわけで、俺としてはそちらに力入れる方が先だろう、と。若いアシスタントさんが時々昔の自分と同じ事を言ってるのを聞くと、「やめとけやめとけ」と思っちゃいます(笑)。勿論そういう才能を持った人かもしれないので、無理に止めはしませんけどね。
基本的には僕は、男と女は違う生き物だからこそ面白いし興味深いし、補え合えると思っています(例外はあるでしょうが)。女性作者の作品は、読者として楽しんでます。働きマンとか柳沢教授とかのだめとか好きです。最近東村アキコ先生の作品が面白い。GA作品で言うと、ちまき先生はやはり上手いですよねー。
投稿: TAK@森田 | 2007年5月28日 (月) 21時40分