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2007年7月

ルパンの名作「813」は翻訳独占権のせいでなかなか新訳が出なかった

「孫悟空」と言うとすっかりドラゴンボールを指すようになったと思ったら、最近香取さんの孫悟空がなまかなまかと大攻勢。え…あれ人気あるのか…(;´Д`) …それはまあいい。ドラゴンボールも好きだけど、元の西遊記の斉天大聖孫悟空も好きだから。(ドラマはやはり堺正章さんのが良かったけど。) 元祖が認識されるのはいいことです。

だったら、と言っちゃあなんだけど、そろそろ「ルパンといったらアルセーヌ・ルパン」になるような動きが盛り上がらないだろうか(笑)。ここ数年ちょっぴりそういう動きが出てきたと思ったら、まーだルパン三世やるんだなあ。ルパン三世のキャラ配置の濃さや音楽の素晴らしさは認めるしかないけど、元祖「アルセーヌ・ルパン」シリーズも忘れさられるには惜しいシリーズですよ。著者ルブランの死後50年で日本での著作権が切れたのに伴い、現在新潮、創元、ポプラ社各社の翻訳独占権も切れて、今ではどこの出版社も自由に出せるはず。なのでどこか出版社さん、新訳シリーズ出してくれませんかねー。(いち早く動き出したハヤカワの新訳は名訳なんだけど、リリース遅い!!!) あと、漫画化するなら是非お声をおかけください!(笑)

ルパンシリーズは著作権に伴う翻訳独占権の関係で後期の作品は児童版以外はほとんど世に出回ってません。ルパンシリーズ前期の名作「奇岩城」はいろんな出版社が定期的に出していてまだ読まれているのですが、奇岩城と並び称される名作「813」は上記の事情でほとんどの人が完訳を手に取れる状態にはなっていない。(「813」そのものはルパンシリーズ前期の作品なんですが、本国で後期に二分冊で出しなおされていて、当時の日本の翻訳独占権の契約では後期作品と同じ扱いになってしまっているそうです。) 読んだ事があるという方も、おそらくポプラ社の児童版「8・1・3の謎」のみ読んだという方が多いと思う。もったいない! 「813」ほど児童版だけではなく完訳版も読んで欲しい作品はないです。全然違いますよ。大人の事情で、名作が読者の眼に触れない状態になる。なんて不幸な事だ。

話は飛びますが、ITメディアニュースでこんな記事が。

いや、ルパンシリーズでやきもきしてた身にすれば、死後50年でも長いっしょと思います、諸先輩方。今生きていかなきゃならないんでさすがにWinnyでも…とまではなかなか言い切れないが、基本はうちら、あくまでたくさんの人に読んでもらいたくって頑張ってるんじゃないでしょうか。ましてや死後の利権なんて、そんな時期まで読んでもらえる幸せを考えたらどうでもいいのでは。作家なんて人格破綻者ばっかりで、筒井康隆先生がエッセイで曰く「作家が一人現れたらその周りは死屍累々」だし、そういう意味で直接迷惑かけた親兄弟妻子に利権で恩返し…と言うのはわからんでもないが、にしても死後70年ってどんだけ自立してないんだよ子孫、と思うがどうでしょう。

末永く読んでもらえ、引用してもらうほど人々の心に残るのが一番幸せだと思うんですがねえ。人の目に触れられなくなるほど枷を強くして、忘れられちゃうのが一番哀しくない?

とは言え作り手業界自体に金が入らなくなったら、余裕がなくなって鉄板の企画しか通らなくなって、新人の育つ余地がなくなってしまう。そういう意味で業界が儲かるシステムを安易に否定して欲しくはありませんが、ITの発展で著作物を取り巻く時代そのものが変わってきたんで、古い時代の固定観念にとらわれず何とか受け手にとっても作り手にとっても一番面白い形を模索していって欲しい、模索していければと思いますね。

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参院選行ってきた

昔のような、「支持層がガッチリあるから一般人は投票しても無駄無駄無駄ーッ」な感じがなくなってるのはいい事かな。昔より選挙行く気になる人多くなったっぽい。逆にマスコミの煽り如何によってどうにでもなりそうなのは微妙だが…。正直後半の言葉狩りな雰囲気はヘドが出るほど気分が悪かった。文脈読んだらマキコ氏の発言の方がよっぽどヤバいだろうに、こちらは「マキコ節」でオーケーなの?マスコミさん。なんというダブルスタンダード。まあ筒井康隆作品やサウスパークが大好きな自分にとってこの程度のブラックユーモアはそもそもどうでもいいんだが、さすがに作家の作品上の芸としての表現と政治家の公の発言は同列に見ちゃいけないか(笑)。

ただブラックユーモアの是非はともかく、この発言キリトリ報道・言葉狩りの風潮だと政治家の発言はどんどん奇麗事の発言しか聞けなくならないか? そして論理的な議論が出来なくなって、レッテル貼り・村八分の世の中へ。これってベクトルが真逆なだけでやってる事は結局戦前の裏返しじゃあるまいか。

でもまあ今回はこれでよかったのかも。なにやってもどうやっても市民が支持すると政府に思われるのも、どうかと思うから。これで参院が党利党略じゃなくてちゃんと是々非々で法案慎重審議の機能を果たすのなら、事前に言われていた「政界混乱」じゃなくて、むしろ健全な在るべき姿に近づくかなーと甘っちょろいことも思ったり。それができたら、民主への国民の支持も本物になるかも。逆にここでまた「何でも反対」のイメージ続いたら次の選挙ではしっぺ返しでしょうね。

しかし日本人はバランス感覚の民だなあ(笑)。

どこ投票するか最後まで迷ったが、どこに入れたかは秘密。固定支持政党はないです。

少なくとも政治家は永田町のパワーバランスだけじゃなく国民の目を意識しないといけないと言うことが顕著に見えた点で、小泉フィーバーも今回の選挙も良かったと思う。意外と機能してんじゃん、民主主義。でも一方で、友人のブログにもありましたが、3年間選挙システムを軽視してきた人間が選挙で当選しちゃうのはどうなんでしょーね。一昔前に流行った、「かわいいから許す!!!」ってやつでしょうか(笑)。

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「機動戦士ガンダムZZ外伝 ジオンの幻陽」連載開始!!!

ついに正式タイトル発表&連載開始!!!!

「機動戦士ガンダムZZ外伝 ジオンの幻陽」

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本日7/26発売のガンダムエース9月号から、いよいよ連載開始です!!!

新キャラクター・フェアトン・ラーフ・アルギスが皆さんに気に入ってもらえるか、もうドキドキドキ。

森田崇&中村浩二郎「機動戦士ガンダム クライマックスU.C. 紡がれし血統」コンビに加え、シナリオアシスタントに上石神威さん、そして設定考証になんと「アニメ プラネテス」「機動戦士ガンダム UC (ユニコーン)」の設定考証を担当されている小倉信也さんをお迎えし、パワーアップ!!! 

頑張りますので、応援&感想、是非是非宜しくお願いします!!!

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新連載の反応は…?

2話原稿中!!

1話そろそろ載りますね。早売りのとかはもう出てるのかな。

反応が怖い…(笑)。気に入っていただけるといいけど。

ウチにはまだ雑誌来てないんで、どんなふうに載ってるのか知らないぜ!

ドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキ

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「紡血」1巻増刷~!

原稿が忙しくて御報告が遅れましたが、7月あたまに「クライマックスU.C. 紡がれし血統」1巻増刷したらしいです。これで三版。皆さんの応援のおかげです。ありがとうございますー。

本屋のガンダムコーナーに行っても確かに1巻は今もうほとんど見かけませんので、増刷はありがたいです。やはり本屋の本棚に1・2と揃ってて欲しいですもんね(笑)。

この機会に、未読の方が「1・2巻まとめて読んでみようかな」、と思ってくださると嬉しいです。漫画の品揃えの多い本屋のガンダムコーナーには比較的置いてあると思いますので、よかったらよろしくお願いしますねー。

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第1話原稿完成!!!

新連載の第1話、原稿完成しやした。今回はかなり先行したスケジュールを与えてくださっていたのに、結局ここまで引っ張ってしまって無念。関係者各位>すみませんです。やはり1話は時間がかかる…のは覚悟していたけど、それにしてもこんなにかかるとは。

「紡血」の時のスタッフは正式にはJ機関のメンバー。ちょうどアクメツの連載が終わって比較的お手すきの状態だったので、あちらからスタッフをお借りした形でこなしていました。ですが今はJ機関も新連載が始まっているのでいつまでも甘えるわけにも行かず…、と言うわけで、今うちの職場にはスタッフが足りません(^^;)。

ってわけで、アシスタントを募集しますー。ガンダムエースの方でも告知しておりますが、このブログでも募集しようと思います。JACの方でも募集かけてみようかな。

詳細はまた検討して告知しますので、我こそはと思う方、良かったら応募してくださいね。一緒に頑張りましょう!!!

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女性初の防衛大臣

ジェットマンの長官かボルテスⅤのおかーちゃんみたいな感じの指揮をお願いします。

「レェェッツ! ヴオ~ルト・イン!!!」

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