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2008年2月

更新ボヤボヤしている間に

●早くもコンビニ版「アクメツ」第2巻発売。この機会にアクメツ久々に一気読みしたけど、やっぱめっちゃおもしれーです。と、あといかにレベルの高いネームかと言うのが当時よりもより一層見えてきて舌を巻く。これだけの特異な設定をヘロヘロって気軽に読ませる技術。読み手の時やデビュー当時にはわかってなかったんですよね、こういう部分の凄さ。

●同じく師匠たちの漫画「ウルフガイ」の載ってるヤンチャン最新号発売。犬神明かっこええええ! 生徒会長たちへの態度、ここってスカッとすると言うか溜飲が下がるんですよね。

でもここでうかつに明本人に「共感する」とか言っちゃうと、同じく生徒たちがまさにそうされたように、明に鼻で笑われそう(笑)。読者である自分らは、現実的には明よりこの生徒たちに近いわけで。羽黒たちに明が受けたような仕打ちを耐えうる覚悟があって初めて、「共感する」と言えるのだろうから。

この辺が当時原作小説の書評で読んだ、「読者の共感すらも拒否する犬神明の孤高性」と言うやつなんだな。とは言えまあ、明からすると迷惑かもしれないけど、やっぱり憧れますよ(笑)。できるならばこうありたい、と言う、男の憧れの一つの形だと思う。

そして今回、遂に「神 明(じん あきら)」登場。(「犬」ナシの犬神明w)

なんか結構後半で出て来る印象あったけど、原作確かめたら勘違いでした。と言うかなんやかんや言って、もう「紋章」の半分は消化してるんですね。

●モーニング。「バガボンド」休載。__| ̄|○

●同じくモーニング、「へうげもの」。そういえば前回、へうげものにもとうとう本阿弥光悦が出てきましたな。一度同じ号でバガボンドの本阿弥光悦と競演してくれないものか(笑)。

そのへうげもの、ついに!明智光秀が死んで以来の懸案事項の、南光坊天海登場!

 あれっ! この漫画では「光秀=天海」説取りそうな気がしてたんだけど、普通に随風が天海僧正になりましたか。しかし光秀の死に居合わせた…と言うか光秀に命を救われた一僧侶が随風で、その彼が天海となったところに「光秀=天海」説を意識させられますね。

で、この天海がのちのち小幡月斎を通じてあずみを育てるのですな!!!(笑)

●その「あずみ」。今日最新刊44巻が出てました。

これもヘロヘロ読めちゃうんですよね。ここが圧倒的に新人~中堅漫画家と力量の高いベテラン漫画家さんたちと違うところ…。読ませる技術が高いんだよなー。

あずみは、次巻以降、ふたたび後の三代将軍・家光の弟、忠長と絡みそう。忠長と言えば「シグルイ」の舞台、駿府城御前試合を催した、数々の暴虐伝説の持ち主。さてどうなる!

●その「シグルイ」、最新刊10巻発売。これでふたりとも、1巻のような“伊達”になったと言うことか…(;´Д`) 

●この忠長との関係が幼少時の家光の人格形成に影響を与えたであろう事は「春日局」「大奥」などでよく描かれている事ですが、この家光と、その剣術指南役の柳生左門との関係を描いた、師匠たち(余湖裕輝・田畑由秋両先生)「SAMON ~柳生非情剣」(原作・隆慶一郎先生)の後編第1話が、コミックバンチにて近日発表。僕もちょいとだけ手伝わせてもらいました。柳生十兵衛の乗ってる馬とか描いたよ。前回の中篇の時も思いましたが、十兵衛がめっさかっこええ。

●なんだか「バガボンド」「へうげもの」「あずみ」「シグルイ」「SAMON」とか集めていったら「戦国エース」と言う雑誌が出来そうだw

●ってわけで今回のガンダムエース、「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」。順当に「あの赤い人との邂逅」でした。

ここら辺のシークエンス。ミライとカムランとブライトとスレッガーの描写、そしてアムロとテム・レイとララァとシャアの描写。なんというか、濃いなあ…。描写としてはさらっとしてるんだけど、その奥にいろいろ想像させる深みを感じる。大人のシーンだよなあ…

次回はコンスコン強襲!!!

白い方が勝つわ!!!

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悪滅 ―アクメツ― コンビニ版発売中!

さて、2月頭に発売されたのでこれも今更なんですが…

Akumetsu師匠・田畑由秋・余湖裕輝 両先生 による 怪作汚職政治家ぶっ殺し・仮面のアンチヒーローSF漫画「アクメツ」が、コンビニ版として、

「悪滅 ―アクメツ― 滅!天下り官僚編」

と、装いも新たに発売中!!! です!!!

これは凄い漫画ですよー(笑)。一読の価値アリです。さっきもコンビニに行ったらまだ並べてあったんで、まだまだ手に入ると思います。読んだ事ない方いらっしゃったら、騙されたと思って是非読んでみて下さい。チャンピオンならでは、両先生ならではだと思います(笑)。当時僕と打ち合わせ中だったサンデーの編集さんが、「うちじゃあ無理!(笑)」 と言っておりました(笑)。この作品、凄いし、ほんと面白い!!! この機会にもっともっと多くの方の目に触れてくれれば!

20世紀の終わり 日本という国が滅んだ

あなたは その事実に気づいているだろうか?

こうして始まった、異色政治漫画「アクメツ」と言う作品は、見事に小泉改革の時期とシンクロしています。小泉時代が終わった今、あの時両先生が題材にした政治の問題点は、あれから数年、解決したどころかますます深刻に、あらわになっています。現代性がまるで色あせていない。(日本に住む者としてそれはそれで困るんですが(笑))。

今一度この国の現状の深刻さを見据えるためにも、この機会に手にとってみて下さい。

そしてもう一つ。政治漫画と言うと堅苦しい、読みにくいものを考えてしまうかもしれませんが、この作品は違います!

まず、なんと言ってもこれは政治漫画である前に「仮面のヒーロー漫画である」と言うこと。

特撮ファンでありスパイダーマンなどのヒーロー映画の大ファンでもある両先生が、ヒーローへの愛情をたっぷり注ぎ込んだ、熱い漫画であるのです。

しっかし、それをこういう形でやるかなー(笑)。アイディア、発想力が凄いんすよ。ぶっ飛んでる。普通こんなの思いつかないし、思いついてもやろうと思わないし、やろうと思ってもこのアイディアをエンタメとして面白いレベルにまで持ってこれないし、持っていったとしても普通じゃ雑誌の編集会議通らない(笑)。

そう、師匠たちの何が凄いって、ぶっ飛んだアイディアをちゃんとエンタメとして面白いレベルまで持ってこれる」と言うことなんです。

数年前、当時僕はすでに読切をそれなりの数発表し、短期ながら連載も一応二本経験した独立した漫画家の端くれであり、あとは長期連載を取れるか、自分の作品をいかに良くするかに専念、よっぽどの理由がなければもうがっつりアシに入る気はあまりありませんでした。が、縁あって両先生に出会い衝撃を受け、こりゃ身近にへばりついて吸収しなければ!」と考えを改める事になります。それからしばらくお世話になっていた次第。そこでずいぶん色々な事を吸収させていただきました。

そう、「アクメツ」では、一応1話から僕、お手伝いさせていただいております。(最初は助っ人程度で、レギュラーとして入ったのはもう少しあとの事になりますが。)

1話の銃のアップいくつかや、2話でのアクメツの足元の死体の山を描いたのは僕(笑)。ぐわー今見るとヘタだな(笑)。余湖さんの後ろの席で、テレビでやってたファイナルディスティネーション見て一緒に大笑いしながら描いたなー。懐かしい。

その他にも一応いろいろ描かせていただいております。

数少ない「森田ウオッチャー」の方も(笑)、コンビニで手にとって、是非読んでみてみてください。

アクメツ。凄い漫画です。損はさせません。

こっちが通常版コミックス。全18巻です。

以下は以前も紹介した、田畑・余湖両先生の現在連載中の最新作「ウルフガイ」です。ヤングチャンピオンにて連載中。

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もう二週間も前ですが…角川新年会報告

2月も半分が過ぎた頃に今更ですが(笑)、角川新年会報告。(Filnの方ではしたんだけど(^^;)。以下、一部Filnの日記のコピペ。) 

去る1月30日に、角川書店の新年会がありました。

いやー今年は個人的に超凄かったっすよ~。だぞ、

●「ジオンの幻陽」のSF監修をやってくださった小倉さんに、脚本家の大河内一楼さん紹介していただいた!!!! やった! お話できたぞ! うおおん。つい3つ前のエントリーでも書いた通り、自分は「プラネテス」「コードギアス」そして今やってる「シゴフミ」…と、大河内さん脚本の大ファン。そう言えば「あずまんが大王」「キングゲイナー」「宇宙のステルヴィア」も大河内さんなんですよね。ほっとくと自分ファントーク始めちゃいそうなんで自重したけど、うーん、失礼な事言っちゃわなかったかな(^^;)。

●同じく小倉さんに、谷口悟朗監督ともお引き合わせいただいた!!! うおお! これも何度も言っておりますが、自分、「無限のリヴァイアス」「スクライド」以来の谷口作品の大ファンなのです。そしてなんと言ってもやはり「プラネテス」!!! そして「コードギアス」!!! 考え方にシンパシーを抱く、と言ったら生意気ですが、「プラネテス」の後半の原作からのアレンジなんかは、「良くぞやってくださいました!!」と手を打って喜びました。一話でタナベから入った瞬間に、これはやってくれるかもしれん、と思ってましたよ~! そして、そう、「スクライド」はもとより一見腐女子向けな「コードギアス」なんかもそうですが、谷口作品って魂は「漢(おとこ)」作品ですよね。その辺がまた、萌えに溢れすぎてて自分的に入りにくい今のアニメ界の中にあって、例外的にはまり込める作品群なんです。

コードギアス第二部期待しております!!! フェアトン作者としては、ルルにやりたかったことやられちゃって悔しいんですけどね(笑)。

●「妹ガンダム」の徳光先生、「ユニコーン」の挿絵を安彦先生から引き継がれた虎哉先生、「ガンダムX」の赤津先生、「ガンオタの女」の左菱先生、読者投稿ページのイラストを描かれているKEI-CO先生ともお話できた!!! その後二次会で、中村さん小倉さんたちとガンダムエース漫画家グループで歓談!!! 隣のテーブルにはとととととと富野監督が!!!! …ええ、話しかけられませんでしたよ。へたれ。__| ̄|○

●歓談はいろいろ楽しかったのだが、赤津先生が初めてガンダムエースの仕事を請ける時に編集さんから「君ガンダムは好き?」と聞かれて言ったと言う、

「ガンダムが嫌いな男子なんていません!!!」

と言うセリフが個人的にヒット(笑)。げんしけん大野さんかよ!(笑) …でも、だよなあ(笑)。

●しばらくしてうちらのテーブルに…

なんとアムロが!!! 古谷徹さんが参加してくださった!!!

もともと盛り上がってたのだが、みんな一気にテンション上がる上がる!!!
果敢に名刺渡す俺!!!(笑)
「(「紡がれし血統」で)シャアは出せたんですけどアムロは出せなかったんですぅ~」と言ったら、

「シャアは否定しろ!」

と言って下さったよ! アムロの声で!(笑)

そんな感じの新年会でした。うへへ、羨ましいでしょ。今思い出しても、すすすすげー。感涙。

一つ、痛恨の不覚。
あきまんさんこと安田朗先生にもご紹介いただいてお話させていただいたんだけど、喧騒の中で名前を聞きそびれ、あとから「えっ!さっきの方があきまん先生!? しまったああああ」ってハメに(;´Д`)。ファンなのに。ターンAの画集も持ってるし、机の前にはロランソシエキングゲイナーのフィギュアが立ってると言うのに。うああ…あれだけ顔出ししてる方なのに、なんでわからなかったああああ

ついさっき「カプコンデザインワークス」パラパラ見てたんだけど、ストⅡのポスターの一番最初の有名なやつもあきまん先生が描かれてたんだな…。俺中高生時代をあきまん先生の絵の中でどっぷり過ごしてるんじゃん…。なのに…何たる不覚…(;´Д`)

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