更新ボヤボヤしている間に
●早くもコンビニ版「アクメツ」第2巻発売。この機会にアクメツ久々に一気読みしたけど、やっぱめっちゃおもしれーです。と、あといかにレベルの高いネームかと言うのが当時よりもより一層見えてきて舌を巻く。これだけの特異な設定をヘロヘロって気軽に読ませる技術。読み手の時やデビュー当時にはわかってなかったんですよね、こういう部分の凄さ。
●同じく師匠たちの漫画「ウルフガイ」の載ってるヤンチャン最新号発売。犬神明かっこええええ! 生徒会長たちへの態度、ここってスカッとすると言うか溜飲が下がるんですよね。
でもここでうかつに明本人に「共感する」とか言っちゃうと、同じく生徒たちがまさにそうされたように、明に鼻で笑われそう(笑)。読者である自分らは、現実的には明よりこの生徒たちに近いわけで。羽黒たちに明が受けたような仕打ちを耐えうる覚悟があって初めて、「共感する」と言えるのだろうから。
この辺が当時原作小説の書評で読んだ、「読者の共感すらも拒否する犬神明の孤高性」と言うやつなんだな。とは言えまあ、明からすると迷惑かもしれないけど、やっぱり憧れますよ(笑)。できるならばこうありたい、と言う、男の憧れの一つの形だと思う。
そして今回、遂に「神 明(じん あきら)」登場。(「犬」ナシの犬神明w)
なんか結構後半で出て来る印象あったけど、原作確かめたら勘違いでした。と言うかなんやかんや言って、もう「紋章」の半分は消化してるんですね。
●モーニング。「バガボンド」休載。__| ̄|○
●同じくモーニング、「へうげもの」。そういえば前回、へうげものにもとうとう本阿弥光悦が出てきましたな。一度同じ号でバガボンドの本阿弥光悦と競演してくれないものか(笑)。
そのへうげもの、ついに!明智光秀が死んで以来の懸案事項の、南光坊天海登場!
あれっ! この漫画では「光秀=天海」説取りそうな気がしてたんだけど、普通に随風が天海僧正になりましたか。しかし光秀の死に居合わせた…と言うか光秀に命を救われた一僧侶が随風で、その彼が天海となったところに「光秀=天海」説を意識させられますね。
で、この天海がのちのち小幡月斎を通じてあずみを育てるのですな!!!(笑)
●その「あずみ」。今日最新刊44巻が出てました。
これもヘロヘロ読めちゃうんですよね。ここが圧倒的に新人~中堅漫画家と力量の高いベテラン漫画家さんたちと違うところ…。読ませる技術が高いんだよなー。
あずみは、次巻以降、ふたたび後の三代将軍・家光の弟、忠長と絡みそう。忠長と言えば「シグルイ」の舞台、駿府城御前試合を催した、数々の暴虐伝説の持ち主。さてどうなる!
●その「シグルイ」、最新刊10巻発売。これでふたりとも、1巻のような“伊達”になったと言うことか…(;´Д`)
●この忠長との関係が幼少時の家光の人格形成に影響を与えたであろう事は「春日局」や「大奥」などでよく描かれている事ですが、この家光と、その剣術指南役の柳生左門との関係を描いた、師匠たち(余湖裕輝・田畑由秋両先生)の「SAMON ~柳生非情剣」(原作・隆慶一郎先生)の後編第1話が、コミックバンチにて近日発表。僕もちょいとだけ手伝わせてもらいました。柳生十兵衛の乗ってる馬とか描いたよ。前回の中篇の時も思いましたが、十兵衛がめっさかっこええ。
●なんだか「バガボンド」「へうげもの」「あずみ」「シグルイ」「SAMON」とか集めていったら「戦国エース」と言う雑誌が出来そうだw
●ってわけで今回のガンダムエース、「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」。順当に「あの赤い人との邂逅」でした。
ここら辺のシークエンス。ミライとカムランとブライトとスレッガーの描写、そしてアムロとテム・レイとララァとシャアの描写。なんというか、濃いなあ…。描写としてはさらっとしてるんだけど、その奥にいろいろ想像させる深みを感じる。大人のシーンだよなあ…
次回はコンスコン強襲!!!
白い方が勝つわ!!!
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