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『柳生非情剣 SAMON』後編第1話掲載コミックバンチ発売中!

告知が遅れちゃいましたが、田畑由秋先生・余湖裕輝先生隆慶一郎先生の原作に挑む『柳生非情剣 SAMON』 完結編第1話が掲載されているコミックバンチが、この金曜日から発売中!!! です! 僕もほんのちょっとだけお手伝いさせていただきました!

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一応師匠のだから絵載せても大丈夫かな バンチの表紙はまずいかもだけど…

前回(中篇)の展開を受けて、巻頭カラー・見開きでガチホ○です!(笑) あんなに正面から描くとは思わなかった。びびった(笑)。まあ、当時はかなりみんなバイだったらしいですからね。織田信長と前田利家なんか有名。腐女子の方は喜ぶのかなあ? こう真正面からだと引くのかなあ? でもこの作品の場合、前編・中編の心情描写が巧みだったので、性的な意味では共感できないまでもこのふたりの心情はわかる気がするですよ。

びびっている間もなくページをめくると、そのツカミを受けての柳生宗矩の憤りで、もうグッと内容に引き込まれます!!! 直接読んで欲しいのでここには書きませんが、あるキーワードを軸に盛り上がる盛り上がる!!! と言うか、正直爆笑!

燃え&笑い&精力的なじじい、と言う組み合わせに、アクメツを思い出しちゃったり。(ウルフガイがかなり真面目路線だから、あのノリ懐かしかったですよ(笑))

そして柳生十兵衛!!! 役柄的には敵役になるんですが…

余湖さんの描く十兵衛、かか、かっけ――!!!!

そして歴史オタ・剣豪オタは注目!

柳生石舟斎キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!!

柳生兵庫助キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!!

そう、バガボンドでもお馴染みのあのお二人です!

このシークエンスがまた、柳生宗矩の気持ちが描かれてぐっと来ます。(しかし宗矩も、あずみでも大きな敵役を演じたり、大変だなー(笑)。) 「数々の歴史漫画での名悪役」の内面って感じでよかったっす。

と言うわけで、これ以上言うのは野暮ですな。ちょっと告知遅れちゃったけど、まだまだコンビニにあると思いますので、是非手にとって読んでみて下さい。後編第一話ですけど、前編・中編を読んでなくても入れると思います。 

バガボンドといえば、バンチの前日の木曜日に出たモーニングで表紙飾ってましたね。 「先週休載してゴメンね!」って感じの武蔵の笑顔に、和んだ(笑)。

それで、凄いタイミングなんですが、今週のバガボンドにも超久しぶりに柳生の庄、そして柳生兵庫助登場してました! おおぅ、凄い偶然! コラボだ!!!

ってわけで、バガボンド読者の方も、バンチを手にとってSAMONも是非読んでみて下さい。

しかしちょっと前のエントリーで、「なんだか『バガボンド』『へうげもの』『あずみ』『シグルイ』『SAMON』とか集めていったら『戦国エース』と言う雑誌が出来そうだ」と書いたのですが、戦国と言うよりどちらかと言うと桃山時代~江戸初期ですな。

桃山時代… えーと、つまり… 『エース桃組』

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コメント

年度末に追われてます…orz

まず
「クライマックスUC」重版、おめでとうございます!
なんだかんだ言って、ゲームに由来するとは言え、
本編とは別物。独立した作品としてそのストーリー
が受け入れられている現われですよね。ファントし
ても嬉しい限りです。
この勢いは2巻、そして「ジオンの幻陽」へと続いても
らいたい…いえ、続きます!!


2/29の日記に続き、森田さんお得意の歴史物リン
クネタ、ときめきますねw!特に田畑&余湖両先生
の作品と言う事もあり期待大ですね。まだ未見なの
で、楽しみです。特に柳生十兵衛の乗ってる馬がw!
異なる作品上で同一人物が描かれる(意味は違います
が)クロスオーバーは本当に興味深いものですね。自
分も小説とか読む時は主人公に関わる人物が登場する
別作品を続けて読んでしまいます。「島津奔る」を読
んで「王の挽歌」を読むみたいなw
ずれますが、柳生つながりでつい思い出すのが「子連
れ狼」。今第三部に入った様ですが、あの作品ってい
つから物の怪とかが絡む世界観になったのでしょうかw

>桃山時代… えーと、つまり… 『エース桃組』?
「桃山エース」w

投稿: ドッゴ | 2008年3月15日 (土) 13時11分

SAMONが載っているコミックバンチは週刊なので、
もうこの話は載ってないんですよ~。
今載っているのは後編その2、全体の完結編です。
恐るべし週刊! 載るのもなくなるのも早!

ジオンの幻陽のコミックスは、まだ確定情報がなくて申し訳ありません。どこの問題で止まっているのかよくわからん…
…自分もかなり困ってます…。__| ̄|○

子連れ狼も読んでます。
あれ、第1部も同じコミックスサイズで復刊してくれないかなあ。

投稿: TAK@森田 | 2008年3月16日 (日) 04時23分

>もうこの話は載ってないんですよ~
そうですよね…コミック化された時にまとめて読むしか
ないですね。週刊とか定期的に読んでないのです。

>どこの問題で止まっているのかよくわからん…
イライラしても仕方のない問題なので腰据えてお待ちし
ます。今更、活用されていた様々なマイナーネタがネッ
クに…なんて事だけは無いと信じています。

そう言えば昨日帰宅途中に寄ったコンビニで戦国ものを
載せている雑誌をちょっと手に取ったのですが、名前等
の漢字間違いが結構あったのは愛嬌でしょうが、取り上
げられる武将はどうしても変わり映えしない感じ。知ら
れた人物じゃなければいけないと売れないだろうけど、
ここまで似たような題材ばかりでネタ切れにならないか
心配でした。

投稿: ドッゴ | 2008年3月16日 (日) 08時57分

>マイナーネタがネックに…

多分そういう事ではないと思います。
まあ待つしかないです…

SAMONコミック化>
自分も第1話の載ってたバンチ買い逃しているので、
コミックス化熱望しています~。
ページ数的にどうなのかな。

知られた人物じゃなければいけないと売れない>
うーんやっぱりマイナーネタに手を出して結果が出ないと辛くなるとか(汗)、まあ、漫画家さんとしても編集さんとしても、リスクを背負いきれなくてだんだん保守的になってしまうのもわかるなー…。そこでとどまってちゃいけないと思うんだけど、志だけじゃなく、そのハンデを物ともしないくらいの実力がなきゃ、と言う部分もあります…。


投稿: TAK@森田 | 2008年3月16日 (日) 09時57分

>リスクを背負いきれなくてだんだん保守的になってしまう

>志だけじゃなく、そのハンデを物ともしないくらいの実力

森田さんは当事者としてそのジレンマとは常に向き合われている立場ですよね。購買者(読み手)はどうしても自分の欲求に沿う作品を期待してしまう。そこに両者の間に立ち最も影響力のある出版社と言う大きな存在がある・・・。
さらに力を付け大きな存在を動かすポジションを獲得される事をファンとして願っています!

投稿: ドッゴ | 2008年3月19日 (水) 11時39分

ジレンマ>
そうですねー。根がひねくれてるのか、ネタ、テーマとしては、人のやりたがらない事をやりたがる傾向にはあります。でも人がやりたがらないのは、やりたがらないだけのわけがあるものでして。

ただ、それを誰でも読めるようなオモシロさに落とし込み、メジャーっぽい作品に仕上げるのは義務だとは思っているので、「珍しいことをやれれば売れなくてもかまわないんだ」とは思ってはいないんですよ(笑)。実際バガボンドにしてもファーストガンダムにしても、尊敬している作品は『売れている』作品ですからね。売れていると言う言い方がまずければ、『ちゃんと多くの人に楽しんでもらえてる作品』と言うか。

でも、「売れそうな企画」と言うより、「マイナーメジャーな路線」と言うのは確かだと思う。それで成功するには圧倒的な実力が…__| ̄|○

投稿: TAK@森田 | 2008年3月19日 (水) 12時51分

>「珍しいことをやれれば売れなくてもかまわないんだ」とは思ってはいない
それでこそプロですよね。シリアスに割り切らなくてはならない立場。これからですよ!
_| ̄|○・・・なってる暇無いですよw!!

投稿: ドッゴ | 2008年3月19日 (水) 15時13分

その通り!(笑)
頑張ります。
頑張ってますよ~(笑)。

投稿: TAK@森田 | 2008年3月19日 (水) 15時42分

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