ジキル表紙&巻頭カラー!! スペリオール5号発売!
では、改めて、宣伝!
「ジキルとハイドと裁判員」第5話掲載スペリオール5号、発売です。
表紙&巻頭カラー!!!
巻頭カラーなのに、今回コメディータッチのインターミッション(笑)。
次回からの事件でまた重くなるので、今回ちょっと肩の力を抜いて楽しく行こう、と言う感じです。
あと、前回からの続きではないので、今回から興味を持って読み始める人も入りやすいと思います。そういう意味では今回が表紙&巻頭カラーで良かったのかも。
しかしジキル君、女の子に対して中学生みたいだ。でもジキル君ならそんな感じが似合うんで良しとしましょうか(笑)。でも裁判官(判事補)なんで、ああ見えてジキル君それなりの年ですぜ(笑)。
あと、なんか簡単にCM動画を作れるサイトがあるらしくて、北原先生がそこでジキル君の宣伝ムービーを作ってくださいました。うぉう!
すすす、すげー!
俺もあとで作ってみよう!!
「幻陽」や「紡血」のCMムービーも作ってみようかな。
さて、スペリオールの感想も。スペリオールおもろい! 特にやっぱり、医龍が凄い。読んでてドキドキする。 あーくそぅ! 乃木坂先生凄い。悔しいなあ(笑)。あとムーンライトマイル!
●AZUMI ―あずみ―
意外と向駿介パートに重きを置くんですねえ。俺は男主人公の方が感情移入できて燃えるんで、そういう意味では前作のあずみより読みやすいです。(前作のあずみは、男キャラがすぐ退場しちゃうんで…)
とは言え駿介、AZUMIをパートナーに、どういう役割を与えられるのかな。
同じ幕末が舞台だけあって、やはりカッチリした社会での身分差別の理不尽さの描写とかが「おーい竜馬」を思い出させますね。夜盗や落ち武者が横行していた、まだカオスさの残る江戸初期が舞台の「あずみ」の理不尽さの描写とは、ちょっと趣が違う。駿介のお姉さんに辛いフラグが立ってそうです。
あっそうか、前作のあずみは「社会を作る側の論理」、今作のあずみは「社会を壊す側の論理」なんだ。これは、同じ暗殺者でも、似ているようで真逆の立場だな。この辺どう生かされていくのか楽しみです。
●医龍
麻酔医の荒瀬。前々回の朝田の言葉、「腕ってやつは、上がっていると感じてなきゃダメなんだよ。維持してると思ってんのなら、落ち始めてるってことだ。」には痺れた。前回の「強者からと弱者からの誘い」も面白いと思った。特に「弱者」側。「人間にはこのくらいの救いがあってもいいはずだ」は、なんと言うか、悪魔のささやきだと思った。
そして、今回のラスト。伊集院を汚さないための、荒瀬の選択。
うわあ、これどうなるんだろう!
荒瀬は、いつでも一番辛い選択と言うか、一番自分を汚す選択肢を選ぼうとしてしまう。偉いと言うより、そうとしか生きられない奴なんだろう。純粋すぎるから自分の過去を許せない。
でも「その汚れた自分を伊集院のために生かす」と言うのは凄い! 伊集院愛されてるなあ。
しかし荒瀬、自ら迷路の奥に奥に入り込んでる気がする。いや、伊集院を汚さないことによって、荒瀬も救われるのかもな。
医龍のこの教授選挙シリーズ、ここで荒瀬に焦点が戻ってくるとは思わなかったです。クライマックスに向けて、これからまだまだいろんな要素を拾って行きそうだな。楽しみです。
●ムーンライトマイル
ロストマン来た―――!!! 生きてた!!!! 待ってましたよ! あれからどうなってたのか!!!
しかもまあ、風貌変わっちゃって! いや、ゴローもあんだけ変わってるんだから当然と言えば当然か。年月を感じる。
ムーンチャイルドは特殊性、カリスマ性含めて、主人公の資格抜群ですね。宇宙移民の夢、憧れだったとか、凄く良いです。プラネテスのノノちゃんも強くて儚くてすげー良かったけど、少年である歩の主人公性もまたすごく良いですよー。俺いい年こいて子供っぽいんでしょうが、歩編になってからの方がずっとワクワクします。
って言うかこれ普通にもう少年漫画、と言うかガンダムみたいなSFだよなあ。メジャー誌漫画でここまで持ってこれるんだ・・・
漫画でこう言うのをどうやったら成功するのか俺ずっと悩んでるんですが、いやあ、道は遠いなあ。背景とかのリアリティーも含めてこれくらいの説得力を持たせないとと考えると、今の俺の力量じゃ、まだムリなのか。ガンダム漫画はやったけど、あれはやはり、すでにある膨大なサンライズの蓄積と、読者の共通認識に頼ってるとこあるからなあ。。。
なんて、どうしても素では見れないんですが、本当に楽しんでます。
★★★
てなわけで発売中のスペリオール5号、そして「ジキルとハイドと裁判員」、どうぞよろしくお願いします!
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コメント
おおお…動画凄いですね。
投稿: usi | 2009年2月14日 (土) 07時36分
こういうCM動画、僕もずっと作りたかったんです。ただ俺自分で音楽作れないんで、そこだけどうしたものかと思ってて。一応自分は著作業界の人間なんで、公のブログでどっかから勝手に取ってきた歌使ったの載せるわけにもいかないですしねー(笑)。(個人的には著作権でピリピリしすぎるのも業界にとってマイナスだと思ってますが。)
これは多分、フリーの音楽使ってると思うんで?大丈夫なんでしょう。
投稿: TAK@森田 | 2009年2月14日 (土) 20時03分
動画スゲー。
自分のが動いたらやろー。
投稿: もんま | 2009年2月14日 (土) 22時55分
ぜひぜひ、やりましょー!
投稿: TAK@森田 | 2009年2月16日 (月) 08時46分
はじめまして!今週号のスペリオールから読み始めた読者のテラです!
この先どうなるのか凄く楽しみです!
とても良い作品ですので先程、勝手ながらmixi内にて「ジキルとハイドと裁判員」のファンコミュニティを作らせて頂きました!
これからも応援させて下さい!宜しくお願いします!
投稿: テラ | 2009年2月17日 (火) 13時01分
>「幻陽」や「紡血」のCMムービーも作ってみようかな。
断然作るべしw!!!
森田さんクオリティーの動画、マジ見たいですから!
「ジキルとハイドと裁判員」、先日の女性殺人事件の
判決を知るにより関心が高まった気がします。
投稿: ドッゴ | 2009年2月22日 (日) 22時11分
はじめまして、ぽにょんと申します。
いつもブログ楽しみにしています。
これからも応援していますので
頑張って下さい。
投稿: ぽにょん | 2009年3月 7日 (土) 17時16分
お仕事お疲れ様です。
ブログの更新楽しみにしていますので、
これからもがんばって下さいね!
投稿: 芝桜 | 2009年3月21日 (土) 15時52分
いつもブログ楽しみにしています。
最近は、お忙しいのでしょうか?
これからも頑張って下さいね!
投稿: ひつじ | 2009年4月23日 (木) 16時44分
皆さん、レスえっらく遅くなってすみませんです!
溜めちゃうとダメだね…(笑)。
テラさん>
初めまして!
ジキル読んでくださってありがとうございます!!!
mixiジキルコミュ、作ってくださってありがとうございます。
たまに、コッソリ覗きに行っております(笑)。
コミュメンバーに入ろうと思ったけど、作者が顔を出すと自由に話しづらいと思うので自重しました(苦笑)。
読んでくださってる方の質問や疑問があっても、レスしづらいですしねー。
特にこの物語は社会的なものがテーマなんで、討論になっちゃいかねませんし。いえ、討論は嫌いじゃないんですけど、立場上自由には喋れないし、それに多分そこまで対応している時間がないので…(笑)。
てなわけで、今後とも物陰からコッソリ覗かせていただきます。賑わうといいなあ。
では、今後ともヨロシク!!!
ドッゴさん>
ガンダム時代に応援してくださった方がチェックしてくださってると、ホントに嬉しいですよ~(涙)。
ジキルと言う作品、勿論遣り甲斐あって愛してるんですけど、とは言えせっかく築いてきた、「SFを描きたい」と言う足場から離れてしまっているようで、そこにはちょっと焦燥感あります(笑)。SFにもまた絶対戻って来ますので、どうかお見捨てなきよう! ガンダム界にも少しでもいいから関わって行きたいなあ。。。
ユニコーンのアニメ化、ついに発表になりましたね!
「ジオンの幻陽」のSF監修をやってくださった、「ラーフ・システム」の考案者でもある小倉信也さんの名前も、メインスタッフとしてバッチリクレジットされておりました。そこも嬉しいデス。
…幻陽もついでにもうひと広まりしないかなあ…(笑)
先日の事件>
ベランダ虐待死事件もありましたね…。
今連載中の事件と近くてビックリしました。
こんなのは同じにならなくてもいいのに…。
ぽにょんさん>
芝桜さん>
ひつじさん>
ブログの更新滞ってて申し訳ありません!
ブログ、好きは好きなんで、頑張ります~…。
溜めちゃうと、ダメだなあ。
みなさん、お見捨てなきよう!!
投稿: TAK@森田 | 2009年5月12日 (火) 05時40分