まずは最悪の事態は避けられそう…なのか?
前回のエントリ、ココセレブにピックアップされなかったか。緊急なのに、なんだかなあ…。ざっと見たところ、この問題に関する他の方のエントリも取り上げられてないし。
さて。
都の漫画の性描写規制案 結論先送りの方向
http://www.news24.jp/articles/2010/03/17/07155505.html
まずは、最悪の事態は避けられそう…
が、まだ決定したわけではありません。
以下、Twitterで拾った発言抜粋。
■「と条例」の件。朝日読んだかぎりでは、「結論先送り」と言ってるのは民主党&他の野党だけであって、自公はあくまでも改正案賛成の構えまんまんです。そもそも継続審議になってもまた次の会期には同じことの繰り返しなわけで。ちっとも安心できないですよう。
だそうで。
今日最悪の事態が避けられたとしても、
まだあくまで「継続審議」。
「廃案」ではないのでますますの注意が必要かと。
(むしろこれからが本番かもです。
今僕は、ホッとする空気が広がるのを恐れてすらいます)
■継続審議というのは、とりあえず議論を続けるということ。規制反対派が勝った訳ではない。(中略)規制推進派は、この時間を使って必ず粘り強いロビイングを続ける。規制反対派の情熱が、「のど元過ぎれば」の一時的なものかどうか、議員さんは注視している。
とのツィートを見ました。僕も同感です。
もうひとつ。
■表現規制の問題は、いつでもあったので、特に今が厳しいわけではないと思います。これは延々と続く戦いで、その跡には戦死者がいっぱいです。表現したいならば、多くの先達と同じく、歴史のそこかしこにある、ありふれた戦いをやり続けるしかないということでしょう。
ですね。
ちばてつや先生、里中満智子先生、永井豪先生…ら、大先生方の記者会見を見て、その気持ちを新たにしました。
むしろ、ネットというツールを手にしているだけ、 僕たちは恵まれています。
あとこれ必読。
おそろしい。↓
■すばらしいまとめ。『都議会なんて飾りですか?』
http://
今回、政治に関心を持ち、ちゃんと行動(活動)することの大事さを 改めて痛感しました。
60、70年代学生運動の反動からか、
「政治に関わるのはタブー」とか
「そういう論議をするのはカッコ悪い うざい」
って風潮は大きいですよね。
少なくともうちらの世代(団塊ジュニア世代前後?)には多いと思う。
ネット世代以降になってくるとまたちょっと違う気がするけど。
勿論それはそれで人それぞれでいいんだけど、 俺としては、大事なものがあるなら、戦い、行動しなきゃいけない場合があることは改めて思い知った。
もともと軽視してたわけじゃないけどね。
今当たり前のように享受している自由も、先人達が戦い、勝ち取ってきたからこそ俺たちは手にしている。
古くは欧米での市民革命から。
今龍馬伝やってるけど、明治維新やそれ以降の自由民権運動だってそう。
そして、表現の自由に関しても、手塚治虫先生(メルモ)、永井豪先生(ハレンチ学園)、
筒井康隆先生(無人警察~断筆宣言)… など、無数の大先生たちの行動の果てに俺たちが手にしているものだと言うことを、忘れてはならない。そして、絶やしてはならない。
本当なら、表現者の端くれなら、原稿の中で、作品の中で戦い切りたいところです。それが理想です。今回これだけの漫画読者の皆様が支持してくださっているのだって、こちらの論に理があるからだけじゃない。先人の先生方が、素晴らしい漫画を作ってきてくださったからこそ、これだけ多くの方に漫画が愛されていて、結果、ムーブメントを起こせているのだと思います。
その意味で、自分はまだまだ力不足です。 だから本来俺は、それだけ他人が命運を賭けてくれるだけの作品を作ることの方が、ずっと重要です。
が、同時に、リアルに政治的にもちゃんと戦っていかなくてはいけないのだなと言うことも、先生方の記者会見を見て学びました。
表現うんぬん以前に、風通しのよい社会を保つために、一市民としても手を抜いてはいけないことがある…。
以下、小学館IKKI編集長のツィートを転載。
同感です。
★民主主義を語るエピソードで「私は貴方の意見に大反対である。しかし、貴方が意見を述べることには大賛成である」というようなのがあります(よね?)が、そういう気持ちです。つまりは僕がどんな表現を支持するかどうか?ではなく、表現は法律ではなく個々の価値観で選び取られるべきだと思うのです。
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コメント
森田先生、お久しぶりです。
ちょっと一言書きたくなったので。
最初から話がズレますが、以前マンガ夜話で岡田としおが「アメリカにはよく出来た映画がある、ドラマがある。でも日本には映画もドラマもろくなのがありゃしねぇんだ。そのかわりマンガがあるんだ!」と言ってました。
うんうんそのとおりだ、と頷いてしまった私。
規制はショウビジネスの話とは違うですけどね。
「教育」という視点から見ることをし出したら、規制なんてキリがなさそうです。
昔小学校の教室に、手塚治虫のどろろとかブッタ(子供心に強烈だった)とか置いてあったし、今どきの子はもっといろいろ読んでるだろうから、読んだとしてもそんなにショックなんか受けないような気がします。
受けたとしても、それって悪いことなのか?
だいたいマンガに良い悪いがあるのかが解らないです。
うまく言えませんが、何者かが決めつけた「善」価値観で周りを固めても、何も変わりはしないかな?って思います。
長々と失礼しました。
あ、先生のツイッタ見てます!
お仕事頑張ってください。
投稿: サキ | 2010年3月27日 (土) 08時31分
改めて本文を読んだら、私のコメントはちょっと軽かったかもしれません…お気に触ったらごめんなさい!
投稿: サキ | 2010年3月27日 (土) 08時56分
サキさん>
レス遅くなってしまいました!
>以前マンガ夜話で岡田としおが「アメリカにはよく出来た映画がある、ドラマがある。でも日本には映画もドラマもろくなのがありゃしねぇんだ。そのかわりマンガがあるんだ!」と言ってました。
うんうんそのとおりだ、と頷いてしまった私。
これホント同感です。
で、日本の漫画がこれだけ幅広い表現たりえたのは、例えば「コミックコード」でボロボロになったアメコミ等に比べて、自由な生き生きとした風土で発展してきたから。
この火を絶やしては、いけないと思うんですよねー。
>受けたとしても、それって悪いことなのか?
>だいたいマンガに良い悪いがあるのかが解らないです。
>うまく言えませんが、何者かが決めつけた「善」価値観で周りを固めても、何も変わりはしないかな?って思います。
全て同感です!
嬉しいです。我が意を得たり!
Twtterでは今後ともよろしくお願いします~。
龍馬伝楽しみましょう!(笑)
投稿: TAK@森田 | 2010年5月21日 (金) 09時03分