京都ルパン資料室取材報告
先日ヒーローズの編集さんと、京都で行われたルパン研究家の方々のお食事会に参加させて頂きました。
皆さん長年のアルセーヌ・ルパンファンでいらっしゃって、気心のしれた間柄でおられるので、お邪魔にならなかったか心配(^^;)。それでもせっかくなので、いろいろガツガツ聞いてしまいました(笑)。
ルパンの載っていた当時の雑誌「ジュ・セ・トゥ」(「私は何でも知っている」)や様々な版のルパンの単行本、舞台化・映画化のパンフレット、幾度もなされたルパンのドラマ化・映画化のビデオやDVD,1900年代初頭当時のフランスの様子を写したウジェーヌ・アジェの写真集など、ご自宅に様々な貴重な資料をお持ちの方です。またルパンに留まらず、ルパンの先輩の紳士怪盗である「ラッフルズ」関連の資料・ドラマDVDや、江戸川乱歩関連の資料や単行本なども取り揃えられておられる。
●当時のルパンの単行本!
作者・モーリス・ルブランの写真が。
★★★
京都のルパン資料室取材はこれで2回目。前回は時間いっぱいがっつりとルパン資料と向き合ってゆっくり出来なかったのですが、今回はすこしゆっくり。ついて早々、まずは京都のお食事を堪能させて頂きました。これがまた雰囲気が素晴らしい!
白河法皇も意のままにならなかったという、あの鴨川を眺めながら!!!
なんて風流な…!
京都のおかみさんと娘さんのリアル「おおきに~」を聞きながら!!
なんかもー幕末に来た気分です。
(歴史好きなくせに、恥ずかしながら京都に来たのはこの前が初めてで(^^;))。
そう言えば半沢直樹も、ミッチーと、「直樹と同期の近藤さん」と一緒にこんな所で食事してたなあ…。
肝心のルパン資料室のお写真なんですが、氏のご自宅ということもあり、部屋がわかるような写真掲載はご遠慮させて下さい。が、とりあえずほんの少しだけ、こんな資料をご紹介下さったよー、とのご報告を、前回の分も合わせて。
●「LA BELLE EPOQUE」
1900年当時の地下鉄メトロの写真なども載っていた。蒸気なのに地下を走ってる…!
●記念すべきルパン譚第1話、「アルセーヌ・ルパンの逮捕」が載った「ジュ・セ・トゥ」。
これはきっとベルナール・ダンドレジーとミス・ネリー・アンダダウンですな。
●ちなみに我が「アバンチュリエ」では二人はこんな感じ。
講談社版「アバンチュリエ 新訳アルセーヌ・ルパン」1巻1話より。
●これは「戯曲アルセーヌ・ルパン」のソニアとシャルムラース公爵…?
●「アバンチュリエ」ではこんな感じ。ヒーローズ版「怪盗ルパン伝アバンチュリエ 1巻 公妃の宝冠」1話より。
ご紹介頂いた資料は、今後の「怪盗ルパン伝アバンチュリエ」に活かして、もっともっとルパンの時代を感じられるものにしていければなと思っております!
★★★
おまけ。
京都取材の写真、あまり出せないんだけど、以前の取材での写真で面白いのを一つだけ。昔漫画化されたルパン。「公妃の宝冠」を扱ったもの。タイトルは「ルパン大作戦」。これwソニアとジェルメーヌwwwソニアコワイwww pic.twitter.com/IFzU0Vrtmv
— 森田崇怪盗ルパン伝アバンチュリエ1発売中 (@TAK_MORITA) September 24, 2013
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