久々にガンダム関係以外の僕の作品のお知らせです。
僕の初連載作品である「Clock Clock ~時の冒険者~」(小学館・全1巻)が、オンデマンド・コミックになりました。以下、購入ページへのリンクです。試し読みも出来るようです。
オンデマンド・コミック 「Clock Clock ~時の冒険者~」
試し読み
さてさて。オンデマンド・コミックとは? 皆さん御存知でしょうか。
簡単に言うと、漫画の原稿をデジタルデータとしてアーカイブ化し、読者の要望に応じて1冊からでも印刷・製本してお届けできるシステムの事です。このオンデマンド・コミックを統括していると思われる「コミックパーク」のサイトには、「さらば絶版!コミックスを1冊からでも作ってお届け!」とあります。以下、その「コミックパーク」へのリンク。
コミックパーク
現在の所、講談社、小学館、青林堂、秋田書店、少年画報社、リイド社、双葉社と提携されているようです。出版社をまたいだ活動なんですね。これは偉い! どうもこういうのは、縄張り問題や権利問題等という嫌な大人の事情で、いくら読者にとって良い方向でも進むものも進まなくなるという事例が腐るほどありますから…。そこを乗り越えているだけでも新鮮な驚きがあります。大手をきっちり押さえつつ、他出版社の御協力もお願いします、ということですから、今後のますますのコンテンツの充実が予想されます。
以下はそこからリンクが張ってあった小学館自身のオンデマンドコミックのページ。と言っても中身は一緒です。小学館のページには、「ここは“文化財としてのコミック”をデータとして完全保存し、 完全受注生産方式により販売していくシステムです。 絶版・品切れとは無縁。ひとりひとりの心に刻まれた“特別な一冊”を、みなさんのお手許にお届けします。」とあります。
小学館オンデマンドコミックス
と、ここまでは公式発表的なお知らせ。実は先日、著者へのサンプル本として、二冊ほど現物が送られてきました。なので、「実際の所どういった物なのか? 1冊づつの製本で本としてどの程度のクオリティーが可能なのか?」 など、ちょっとしたレポートを試みたいと思います。出版・著作界の未来を占う上でも、一読者としても、個人的にも興味津々。出版社側から「Clock Clock」の売り上げが今そう期待されているわけでもないはずなので(笑)、読者側に立った正直なレポートを心がけたいと思います。
●まず外観。こんな感じです。
表紙の絵、なんでこんなに小さくしたんだろう・・・? ここがイマイチ不満、というか、意図やメリットがわからんです。オリジナル版の価値を落とさないためにわざとこうしたのかな? と思わなくもありません。「アーカイブ」な雰囲気はかもし出されているので、そちらを狙ったのかも。あ、カラーのインク代を抑えてるのかな? ちなみに後々装丁まで注文者が自分で選べるシステムも考えているそうです。
●次に値段。
値段は、「Clock Clock」の場合1冊945円。元のコミックスが580円なので、単純に比べると結構高いです。が、注文に応じて1冊づつ製本ということを考えると、むしろ安い? こんな値段で可能なんですね。まあ「Clock Clock」の場合、2007年6月現在まだ左のアマゾンのページから新品が定価の580円で買えますし、もっと言えば中古で1円(+送料・手数料)で手に入るみたいですので(涙)、せっかく出してもらっておいて身も蓋もないんですが、本作品に限っては、読者的には現在オンデマンドコミック版を買うメリットはほとんどないと思います。まあ「オンデマンドコミックってどんなものなのかな?」とこのシステムそのものに興味をもたれた方だったら価値がなくもないと思いますので、よかったらこの機会に「Clock Clock」を買ってみてください(笑)。
●装丁・糊付け・裁断。
かなりしっかりしてると思います。ビックリ、と言ってもいいかも。
1冊づつ製本というイメージから、もっと粗悪なものを想像していました。が、そんな事は全くありませんでした。糊付けのしっかり具合は、見たところ某社のコミックスよりいいくらいかも。こんなのが1冊づつ作れちゃうのか…
紙質も真っ白で綺麗です。変色の度合いは時間が経ってみないとわかりませんが、取りあえず今のところ思いっきり真っ白。ある意
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