◆J機関作品関連◆

ウルフガイ6巻と真マジンガーZERO1巻

06 Z01

師匠の田畑先生・余湖先生「ウルフガイ」6巻「真マジンガーZERO」1巻、
発売。購入!!

ウルフガイ6巻。
うはー、燃えるなあ、テンション上がる。
明の正体を見せつけられた羽黒が壊れ、余計に執着を増していく。
あー、なんだかわかるなー。
ストーカーと言うか、これは片思いだよな。
なんで俺を見ない!!? って言う。

師匠たち今マジンガーの仕事で永井豪先生の原作を読み直していると思うんだけど、その影響か、ウルフガイの方も表現がデビルマン入ってきてる? 羽黒と龍子の表情に宿る狂気がかっけー。
特に俺、龍子が案外好きだったりする。

本編は、師匠たちのオリジナルキャラクターの千葉編。

千葉、生き生きとしてるなー。好きだなあ。
明と言葉を交わしたシーンがホッとして好きだった。

真マジンガーZERO1巻。

最近コンビニ本で永井豪先生の原作のマジンガーZも読めたんで、基礎知識の復習はばっちり。楽しめました。
原作も踏まえつつ、重ねつつ、ちゃんとオリジナルストーリーになってるのが流石。
そんでもって、ちゃんと原作への敬意と言うか、永井豪先生の作風への敬意になっているのも感じられて、素晴らしい。ちゃんとさやかさんへのエロも入ってるし(笑)。

漫画業界で、特にSF系が好きな人にとって「デビルマン」の影響は当たり前のものだと言っていいと思うけど、「マジンガーZ」も、原作読み直してみると、やっぱり狂気の宿った「デビルマン」なんですな。「この力があれば神にも悪魔にもなれる」と言う。

原作にもある「おれがマジンガーだ!」と言うセリフ。象徴してます。
師匠たちの「マジンガーZERO」でもキーワードになっています。

マジンガーZ以前の「ロボット」は、アトムといい、鉄人28号といい、「人が乗り込むもの」ではなかったといいます。永井豪先生の「マジンガー」こそが、初めて人を乗り込ませたロボットだと。その意味では、ガンダムもその後のロボットアニメも、マジンガーがなければなかったかもしれない。

「乗り込む」と言うことは、「一体化する」ということ。
巨大な力と一体化する、男の子の夢と狂気が体現できる、それがロボットアニメ、ロボット漫画の根底だと実感させられる。
これは結局、ガンダムだろうがエヴァンゲリオンだろうが同じ。

いや、不良のケンカものだろうがスポーツものだろうがドラゴンボールやワンピースやナルトだろうが、ジパングだろうがバガボンドだろうが、根底は同じだと思う。
男は力にあこがれるものなんだよ。
一見優等生的と言われがちなこの俺でも。

子供っぽいと言われようとも、暴力的だと言われようとも、これは「性(さが)」だなあ。カタルシスあるなあ。

●さて、ジキル2巻ももうすぐです!!! 9月30日発売!!
こちらも宜しく!!!

| | コメント (0) | トラックバック (2)

ウルフガイ4巻が出てるらしい!

師匠の最新作・「ウルフガイ」最新刊4巻。出てるらしい。買いに行かねば。ひぃ、外出られない。

Wolf4_2_2

ヤンチャンで読んでましたが、この巻はすげぇぜ。必読!

コミックスで改めてまとめて読むのが楽しみです。

ちなみに←サイドバーの下のほうの逆アクセスランキング見ると、ここ数日「アクメツ」検索でたどり着く方多いですね。まぁそうだよなあ。。。。

まだ事件の真相はわからないけど、ついにここまで来ちゃったか、と言う感は強い。コトの善悪、実際の動機はさておき、多くの人間が「んなバカな!」よりも「ついにか…」と思ってしまった、まさにその状態であることこそが恐るべき事態ですねえ、日本。

まぁ世の中なんて案外いい加減に、危ういバランスの上で回ってるもんなんだなと思う部分もあります。そんでどうしょうもなくなったら定期的にクラッシュするもんなんだろうな。例の金融破綻見ても。歴史はその繰り返しか。

| | コメント (6) | トラックバック (0)

ほいほいまた漫画レビュー

やっぱ漫画は凄い読んでるね、俺。本棚も万全にしたから心置きなく買える様になったし(笑)。(そういう俺みたいな特殊な人以外は、コミックス集めるのは限界あるよなあ…。お金以上に、場所の問題で…。うーむ)

てなわけでここ最近の購入リスト。

●「ウルフガイ」3巻 平井和正先生/泉谷あゆみ先生/田畑由秋先生/余湖裕輝先生

Wolfvol03まずは宣伝!!!! 

出ました出ましたウルフガイ3巻!!!

はい、師匠たちのJ機関の作品、最新刊です。表紙かっけーーー!!! 宣伝遅くなっちゃった。もう出てから結構経っちゃってますm(__)m。

この巻は、犬神明の姿に感化され立ち上がる生徒たち、そしてルポライター・神明の登場です! うおーここまで来た。

生徒会の木村さん、いいっすねー(笑)。ぐっと来ます。ギャラリーフェイクのフジタの言う、「ああいう優等生美人が眉をひそめたり、冷たい目で見下したりするのを見ると…なんともいえないエロチシズムを感じるんですよ、フフフ…」って奴ですw

しかし…木村さん。羽黒たちにメチャクチャにされちゃうのかな~。なんか凄くフラグ立ってる気がするんですけど。うわあ(;´Д`)。(原作そのままいくとは限りませんからねえ)

●「べしゃり暮らし」6巻 森田まさのり先生

えええええっ こ、これはどうだろう…。泣けるって言うか、えええって感じですじょ。

…んーでも、やっぱりてっぺん近くまで来れるような奴は、どの世界でも紙一重ってことかなあ。うむ、それはそう思う。ましてやお笑いだしなあー。

●「賭博覇王伝 零」4巻 福本伸行先生

零にも感情移入できるようになってきた。零のさらに上を行く、「標」の存在が大きいのかな。面白いです面白いです! ちゃんと「カイジ」とも「アカギ」とも違うキャラ配置になって、また別の読み味を持つ漫画になりました。凄いですねえ…。

「ギャンブル」と言うより「数学パズル」なのがまた独特なんですかねえ。マガジン読者の少年は、勉強させられてる、と敬遠しないのかな?(笑) いや、大丈夫か。この「数学パズル」の雰囲気の為せる業か、なんとなくですが、「不思議の国のアリス」の匂いがするような気がします。

●「GANTZ」~23巻 奥浩哉先生

最新刊まで全部読みましたよ~!!! 面白かった。 これもやめられない止まらないで流れるように読みました。 主人公の玄野君には、小島多恵ちゃんが出てきてから本格的に感情移入できましたねー。あのあたりから本当にやめられない止まらないになりました。加藤との関係もイイ!!! お互いに、「彼ならどうするか」と思って、怖さを乗り越えて自分を創ってきたんだなーと…。最初アレだったけど、最後には凄く好きになりましたよ、玄野君。19巻はグッと来た…。このシーン見れただけでも、読んできた甲斐があったと思った

今は完全に新展開ですね。玄野君いないけど、復活するよね?(笑) それに加藤がいるから、乗って読めるや。

あと…、絵がどんどんカッコよくなってますね! 井上雄彦先生の味が加わっているように思えます。「変」の時はちょいと苦手な絵柄だったんですけど(すみません)、GANTZ最新刊の絵は、最上級に好きな絵になってました。妖怪すげえええ!

●「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」愛蔵版 4巻 安彦良和先生

ジャブロー編。ほいほい、当然買ってますよ。カラー、神ですよ、ホント。

ジャブローとオデッサの順番と役割を交換したので、アニメ版と違ってオリジンのジャブロー編には「宇宙前の最後の盛り上がり」と言う意味合いはない。哀戦士もオデッサ編に流れたしね。

「ジムの配備 → 連邦勝利」と言う戦況の推移を考えると、地球での連邦とジオンのパワーバランスの転換点となったオデッサ大反抗作戦をジャブローのジム登場の後に持ってきたのは、とても理にかなっていると思います。正解だと思う。

でもやっぱり…。

ジャブローには、哀戦士が流れて、カイが「ミハル、俺はもう泣かないぜ。ジオンを叩く、徹底的にな!」と言ってくれないと、寂しいなと思っちゃう…。シャアズゴックとガンダムが戦わなかった(ガンダム改修中でアムロはジム)、シャアズゴックのジム腹貫きカットもアングルが違った「さらに出来るようになったな、ガンダム!」のセリフがなくなった、など、やっぱりちょっと寂しく感じたこの巻。(このセリフはちゃんと後に拾ってくださるけど。) そう言えば初読時、このあたりで一回俺テンション下がって、ダムエー買うのためらいがちになっちゃったんだよなー…。 その後のシャア・セイラ編、開戦編が面白くてすぐ戻ってきたけど(笑)。当時はダムエーに描く事になるとは思いもよらなかった…。

●「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」 17巻 安彦良和先生

ララァ編・前。ほいほい、当然買ってますよー(笑)。生粋のお客さんですよー(笑)。

ララァかわいい。「そして時がすこーやかにー 暖めるー愛ー」。

しっかし、「めぐりあい宇宙」は名作中の名作ですな、ホント

「映画ではどうだったっけな」と、劇場版DVD引っ張り出して、最初の方だけ見直そうとしたんですよ。

やめられませんでした。また最後まで見ちゃいました。

何度も見てるのに、なんでまたララァ死ぬところでマジ泣きしてんだ、俺… なんで「僕にはまだ 帰れる所があるんだ」のシーンで号泣してんだ、俺…

こう言っちゃあ何だけど、やっぱりファーストは別格ですな。なんかもう、出来がいい悪いだけじゃくくれない、奇跡の作品。

オリジンはいよいよラスト。アムロ・シャア・ララァ・セイラのドラマがどう描かれるか、物凄い楽しみです。

| | コメント (2) | トラックバック (2)

『九蓮宝塔をあがるとき』

「コミックマスターJ」「アクメツ」連載時のJ機関で同じ釜の飯を食った仲であり、僕の「紡がれし血統」「ジオンの幻陽」でもお手伝い戴いたお二人、門間剛さんとムラさんが、コンビを組んで麻雀漫画を描きました!!!

本日6月16日月曜発売号近代麻雀にて掲載!!!

『九蓮宝塔をあがるとき』

原作:ムラさん・作画:門間剛

福本先生の「アカギ」が載る雑誌(毎回じゃないけど)です。コンビニにも売っていると思います。この「九蓮」、麻雀知らなくてもスルスル読めますよ! 是非お試しを!!!

…なんか竹書房づいてるなあ(笑)。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

『柳生非情剣 SAMON』後編第1話掲載コミックバンチ発売中!

告知が遅れちゃいましたが、田畑由秋先生・余湖裕輝先生隆慶一郎先生の原作に挑む『柳生非情剣 SAMON』 完結編第1話が掲載されているコミックバンチが、この金曜日から発売中!!! です! 僕もほんのちょっとだけお手伝いさせていただきました!

Samon01bunch_2 Samon02top_3

一応師匠のだから絵載せても大丈夫かな バンチの表紙はまずいかもだけど…

前回(中篇)の展開を受けて、巻頭カラー・見開きでガチホ○です!(笑) あんなに正面から描くとは思わなかった。びびった(笑)。まあ、当時はかなりみんなバイだったらしいですからね。織田信長と前田利家なんか有名。腐女子の方は喜ぶのかなあ? こう真正面からだと引くのかなあ? でもこの作品の場合、前編・中編の心情描写が巧みだったので、性的な意味では共感できないまでもこのふたりの心情はわかる気がするですよ。

びびっている間もなくページをめくると、そのツカミを受けての柳生宗矩の憤りで、もうグッと内容に引き込まれます!!! 直接読んで欲しいのでここには書きませんが、あるキーワードを軸に盛り上がる盛り上がる!!! と言うか、正直爆笑!

燃え&笑い&精力的なじじい、と言う組み合わせに、アクメツを思い出しちゃったり。(ウルフガイがかなり真面目路線だから、あのノリ懐かしかったですよ(笑))

そして柳生十兵衛!!! 役柄的には敵役になるんですが…

余湖さんの描く十兵衛、かか、かっけ――!!!!

そして歴史オタ・剣豪オタは注目!

柳生石舟斎キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!!

柳生兵庫助キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!!

そう、バガボンドでもお馴染みのあのお二人です!

このシークエンスがまた、柳生宗矩の気持ちが描かれてぐっと来ます。(しかし宗矩も、あずみでも大きな敵役を演じたり、大変だなー(笑)。) 「数々の歴史漫画での名悪役」の内面って感じでよかったっす。

と言うわけで、これ以上言うのは野暮ですな。ちょっと告知遅れちゃったけど、まだまだコンビニにあると思いますので、是非手にとって読んでみて下さい。後編第一話ですけど、前編・中編を読んでなくても入れると思います。 

バガボンドといえば、バンチの前日の木曜日に出たモーニングで表紙飾ってましたね。 「先週休載してゴメンね!」って感じの武蔵の笑顔に、和んだ(笑)。

それで、凄いタイミングなんですが、今週のバガボンドにも超久しぶりに柳生の庄、そして柳生兵庫助登場してました! おおぅ、凄い偶然! コラボだ!!!

ってわけで、バガボンド読者の方も、バンチを手にとってSAMONも是非読んでみて下さい。

しかしちょっと前のエントリーで、「なんだか『バガボンド』『へうげもの』『あずみ』『シグルイ』『SAMON』とか集めていったら『戦国エース』と言う雑誌が出来そうだ」と書いたのですが、戦国と言うよりどちらかと言うと桃山時代~江戸初期ですな。

桃山時代… えーと、つまり… 『エース桃組』

| | コメント (8) | トラックバック (0)

悪滅 ―アクメツ― コンビニ版発売中!

さて、2月頭に発売されたのでこれも今更なんですが…

Akumetsu師匠・田畑由秋・余湖裕輝 両先生 による 怪作汚職政治家ぶっ殺し・仮面のアンチヒーローSF漫画「アクメツ」が、コンビニ版として、

「悪滅 ―アクメツ― 滅!天下り官僚編」

と、装いも新たに発売中!!! です!!!

これは凄い漫画ですよー(笑)。一読の価値アリです。さっきもコンビニに行ったらまだ並べてあったんで、まだまだ手に入ると思います。読んだ事ない方いらっしゃったら、騙されたと思って是非読んでみて下さい。チャンピオンならでは、両先生ならではだと思います(笑)。当時僕と打ち合わせ中だったサンデーの編集さんが、「うちじゃあ無理!(笑)」 と言っておりました(笑)。この作品、凄いし、ほんと面白い!!! この機会にもっともっと多くの方の目に触れてくれれば!

20世紀の終わり 日本という国が滅んだ

あなたは その事実に気づいているだろうか?

こうして始まった、異色政治漫画「アクメツ」と言う作品は、見事に小泉改革の時期とシンクロしています。小泉時代が終わった今、あの時両先生が題材にした政治の問題点は、あれから数年、解決したどころかますます深刻に、あらわになっています。現代性がまるで色あせていない。(日本に住む者としてそれはそれで困るんですが(笑))。

今一度この国の現状の深刻さを見据えるためにも、この機会に手にとってみて下さい。

そしてもう一つ。政治漫画と言うと堅苦しい、読みにくいものを考えてしまうかもしれませんが、この作品は違います!

まず、なんと言ってもこれは政治漫画である前に「仮面のヒーロー漫画である」と言うこと。

特撮ファンでありスパイダーマンなどのヒーロー映画の大ファンでもある両先生が、ヒーローへの愛情をたっぷり注ぎ込んだ、熱い漫画であるのです。

しっかし、それをこういう形でやるかなー(笑)。アイディア、発想力が凄いんすよ。ぶっ飛んでる。普通こんなの思いつかないし、思いついてもやろうと思わないし、やろうと思ってもこのアイディアをエンタメとして面白いレベルにまで持ってこれないし、持っていったとしても普通じゃ雑誌の編集会議通らない(笑)。

そう、師匠たちの何が凄いって、ぶっ飛んだアイディアをちゃんとエンタメとして面白いレベルまで持ってこれる」と言うことなんです。

数年前、当時僕はすでに読切をそれなりの数発表し、短期ながら連載も一応二本経験した独立した漫画家の端くれであり、あとは長期連載を取れるか、自分の作品をいかに良くするかに専念、よっぽどの理由がなければもうがっつりアシに入る気はあまりありませんでした。が、縁あって両先生に出会い衝撃を受け、こりゃ身近にへばりついて吸収しなければ!」と考えを改める事になります。それからしばらくお世話になっていた次第。そこでずいぶん色々な事を吸収させていただきました。

そう、「アクメツ」では、一応1話から僕、お手伝いさせていただいております。(最初は助っ人程度で、レギュラーとして入ったのはもう少しあとの事になりますが。)

1話の銃のアップいくつかや、2話でのアクメツの足元の死体の山を描いたのは僕(笑)。ぐわー今見るとヘタだな(笑)。余湖さんの後ろの席で、テレビでやってたファイナルディスティネーション見て一緒に大笑いしながら描いたなー。懐かしい。

その他にも一応いろいろ描かせていただいております。

数少ない「森田ウオッチャー」の方も(笑)、コンビニで手にとって、是非読んでみてみてください。

アクメツ。凄い漫画です。損はさせません。

こっちが通常版コミックス。全18巻です。

以下は以前も紹介した、田畑・余湖両先生の現在連載中の最新作「ウルフガイ」です。ヤングチャンピオンにて連載中。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

ウルフガイ2巻発売!!!

ヤングチャンピオン連載師匠たちの最新作

ウルフガイ~狼の紋章

第2巻、18日に発売でした。フフフ、ゲットしたぜ!!!!!

うおーんかっけー!! なんと言う画力! 脚本力! 演出力! 平井和正先生の伝説の原作を前に、オフィシャルイラストの泉谷さん&アクメツコンビ田畑さん余湖さん)の漫画力、まさに才能の結集! 2巻になってますます盛り上がってまいりやした。

個人的にかなりぐっと来たのがオリジナルシーンの獣人vsライオンの戦い。原作小説の獣人アクションシーンは後半に集中しているので、連載漫画としてはここらでウルフガイたる漫画的見せ場を…みたいな意図があるのだろうなと思っていましたが、(もちろんそれも大きいのでしょうが、) うおお、それだけじゃなかった! さすが平井先生のディープなファンを自認する皆さんが作られてる。ライオンを前に吐露する明のセリフ。これが実に「らしく」て、ぐっと来る!

その直前の青鹿先生との絡みのシーンとも相まって、なんとも感情移入しちゃいますね。孤独な男って男から見てもせくすぃやわ(笑)。

そんでなにより青鹿先生! すげーかわいい!(笑) バツイチの年上(明視点でね)の女性なのに、なんでこんなにかわいいのだ。俺は自分ってどちらかと言うとロリ好みだと思ってたけど(笑)、師匠たちのリビドー叩き込んであるっぽいので、それに当てられた? (失礼な事言うなw) …いや、リビドー叩き込む事は大事です。自分も見習わなきゃ。

青鹿先生が明のマンションを訪問するシーンは原作小説でも好きなシーンなんですが、この漫画でも勿論相当力入ってます。

そして、羽黒怖ええええ。((((( ;゚Д゚)))))

羽黒って天才ケンシロウに対するラオウだな、と思ってたんですが、ラオウ以上にぶっ壊れてる。これからどんどん明に拘って行く、それを予感させる描き方にドキドキさせられますね。先が楽しみだ!!!

ってわけで、J機関制作版 ウルフガイ

未読の方、この機会に1、2巻まとめて、是非読んでみて下さい。

ほらほら、表紙も超かっけー!!!

同時ゲット。「べしゃり暮らし」5巻、「賭博覇王伝 零」2巻。

「べしゃり暮らし」。こういう「目指しもの」は、どんなジャンルでも身につまされるつまされる。感情移入しまくり。ましてや同じエンターテイナーを目指す道だからなあ。通じるところありまくり。しかし「漫画内漫画」や「漫画内映画」とかって非常に難しいと思うが、「漫画内お笑い」ってそれ以上に難しいよなあ。「滑るネタ」と「ウケルネタ」、さらには「寒いネタなのにウケちゃったシーン」「悪くないネタなのに滑っちゃったシーン」を意図的にコントロールしなきゃいけないんだから…。森田まさのり先生ほどの厚みのある力量のある方じゃなきゃ不可能な作品だと思う。お笑いの機微、テクニックにも造詣が深くなきゃ無理だな~。

「賭博覇王伝 零」。主人公には今のところカイジやアカギほどの魅力は感じないけど、やはり福本先生作品、キッチリ楽しめます。今回は今のところサクサク進むので、その点は嬉しい(笑)。

| | コメント (2) | トラックバック (1)

喧嘩代行屋青井龍之介

祝!! 

我が師匠(田畑由秋先生/余湖裕輝先生)のスタジオ・J機関での同僚であり友人、僕の「紡がれし血統」でも大いに力を貸してくださった恩人でもある門間剛さんが、先日5月28日発売のヤングキングにてデビューしました!! ひゃっほぅ!

短期集中連載・「喧嘩代行屋青井龍之介」

Kenkadaikouya_2 見ての通り、門間さんの画力は折り紙つき。デビュー作離れしてます。と言うか漫画業界ではベテランの超絶な力量を持った方なので(笑)。「紡がれし血統」でも、モビルスーツのかっこいい絵はかなりな所門間さんのお力なのです(笑)。(「紡血」の後ろのページのスタッフリストに門間さんの名前が載っているので持っている方はチェックしてみて!!)

アクメツで出てきた背景のビルや銃器なども上手いし、車やバイクやモビルスーツなども上手いしでメカ系の方かと思いきや、格闘技系の番組のチェックも欠かしてないだけあって人体の動きもめちゃ上手いんです。ネームも読みやすいし盛り上がるしいい感じですよ! 「紡血」読んでくださった皆さんも、是非チェックしてみてください。

原作は溜池ゴロー監督です。 知る人ぞ知るあのお方。おおおおお。

と言うわけで、J機関作品、森田崇作品ともども、よろしくお願いしまう~m(__)m。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

なんか読む漫画が充実してきた

平井和正先生原作を余湖さん・田畑さんが完全漫画化、泉谷あゆみ先生作画。ヤングチャンピオン ウルフガイ第3話。

さ、さすがに うまいなあ…二転三転・引き、と、こちらの気持ちをいいように操ってくれる。ワクワクしてきた。犬神明かっくええ。製作大変そうだけど、これは末永く読みたいです。あれっ、余湖さんと田畑さんの正統派ヒーローって案外珍しい? 泉谷さんの描く犬神明、骨太かつ色気があって、すんごくかっこいいです。青鹿先生か~わいいですね~。昔読んだ時には「おねーさん」って眼でしか見てなかったけど、こちらがオサーンになったせいか、偉くかわいく感じます。(それがあんな事やこんな事に…)

そして、今週のモーニングの予告に、なんと藤田和日郎先生が!? 少年誌の象徴のような先生だと思っていたんで、ちょっとビックリ。スピリッツにもこの前描いて下さってたけど…今度は講談社だから。皆川亮二先生イブニングで新作描かれてましたよね。漫画家も出版社ボーダレスの時代だなあ。モーニング・イブニングは毎号読んでるんで、かなり嬉しいです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

月刊ブログ

いやーホントに申し訳ないです。めっきり更新滞っちまいました。このブログは月刊かいな。イラストもバリバリ載っけるぜーと思った矢先にこれだからダメ人間です。近いうちにいいお知らせが出きれば…と思ってますが、どうも調子悪くてニントモカントモ。

取り合えずメモ

余湖裕輝先生・田畑由秋先生、月刊ヤングチャンピオンにて新作始動。と言ってももう2話目まで載ってます。告知できなかった…ショボン。作品は、なんとあの平井和正先生「ウルフガイ」!!! 作画は、平井先生の小説のイラストを一手に引き受けてきた泉谷あゆみ先生です。つまりオフィシャル犬神明ですよ! 漫画演出・作監として、余湖先生がガッチリサポートしていますので、漫画としての面白さは保障付き。アクメツファンにもオススメです。はっきり言って超カッコイイです。超ですよ、超!ゼヒ読んでください。詳しくは田畑先生のブログにて。

●「墨攻」の森秀樹先生が作画しておられる「新・子連れ狼」が面白かった。原作は勿論小池一夫先生御本人。物凄い知識に裏打ちされたディテールと、エンターテイメントとしての華のために案外無茶をしているところとのバランスが興味深い。間宮林蔵が隠密なんてそんな無茶な、と思ったら本当にそうらしい。ビックリ。示現流開祖東郷重位が大五郎の二人目の親になるわけですな。ちぇすとおおおお!!!! 田畑さん余湖さんのもう一つの新作の影響か、最近剣士の系譜に興味が出てきたりしてます。

●バイクを置く所を確保できてホッとする。見つけてくれた親に感謝。去年の6月1日以降バイクの駐車違反取締りが厳しくなっておりますが、バイクは駐車スペース自体が公にはほぼ存在していないのです。(詳しく話すと長くなりますが、我が国の駐車場整備の歴史的経緯が原因。「駐車場法(四輪対象)」と「自転車法(自転車&原付対象)」の狭間で、自動二輪の駐車場整備の義務化だけが行政から取り残されたのだそうです。現状では、四輪用の駐車場からも原付・自転車用の駐輪場からも、受け入れを拒否されます。) 去年の暮れあたりから、ようやくぽつぽつと自治体も対策に動き出したようですが、現状がこういう状態だと言う事は、皆さんに知ってほしいですね。

●仕事中に流しているアニメプラネテス、改めて面白い。コードギアス面白くてプラネテスを超えたか!? と思っていたが、どうしてどうして、やはりプラネテスも負けてはいませんぜ。どちらにしろ谷口監督万歳。

●エヴァ新作ですか。うは

●復刊したあきまん(安田朗)先生の画集「∀ガンダムデザインズ」届く。昔買い逃して泣いたので手元に届いて感動。

●モーニングの「へうげもの」面白い。来週から「バガボンド」復活らしい。楽しみ

取り合えずこんな感じで~。また来月(オイ)

| | コメント (4) | トラックバック (2)