♯宇宙・科学

2008年3月20日 (木)

できるよ!

アーサー・C・クラークさん。

「われはロボット」のアイザック・アシモフ、「宇宙の戦士」のロバート・A・ハインラインと並ぶSFの古典中の古典作家の方だし、ほとんどの人にとってきっとむしろ今の今まで生きていらっしゃった事がビックリ、90と言うお歳といい「大往生」と言えるのに、なんで自分がショックだったかと言うと。小説家として「もう新作が読めない」とかだけじゃないですね。だって今だって俺全部読めてるわけじゃないし。

やっぱしこの人には、現実の宇宙開発をいつまでも見ていてもらって、「できるよ!」とコメントを発し続けていてもらいたかったんだと思います。                     
                 ハ_ハ  
               ('(゚∀゚∩ できるよ!
                ヽ  〈 
                 ヽヽ_)

この方の作品の特徴は、豊富な科学知識や工学系の知識に基づいた圧倒的なリアリティー。誤解を恐れず言い切ってしまえば、「本当に出来る(あり得る)」ことを描いているのですよね。

その描写に基づいて話が進むので、ぶっ飛んだ出来事が起こってもある種現実に基づいたドキュメンタリーのように読めてしまう。「宇宙のランデヴー」なんてうちらの世代的に(ビジュアル的には)「ガンダムにも出てきたシリンダー型のコロニーが宇宙の深遠から地球に近づいて来る」ってだけの話(勿論ガンダムの方が後の作品ですが)なんだけど、読んでる時の現実感、その空恐ろしさ、それと同居するドキドキワクワク感ったらなかった。

立花隆さん対談集「宇宙を語るⅡ」にあるクラークさん紹介の前文から抜粋すると。

(クラークさんは) 単なる物語作家ではなく、すぐれた科学評論家、未来論者であり、特に宇宙開発については、その最大の預言者と言われている。1945年に衛星通信システムの原理を考え出して以来、クラークさんは多くの作品の中でさまざまな宇宙開発のアイディアを提供し続け、その相当部分が現実の宇宙開発の中で実現されてきた。そのため「現実の宇宙開発は、アーサー・C・クラークの小説を模倣する」とまで言われているほどである。

と書かれています。

静止衛星軌道をちゃんと計算して、先には論文にして、後には小説にして、ちゃんと実現可能な方法で世に出した最初の方のようで。この静止軌道のことを別名「クラーク軌道」と言うそうです。この軌道を回る静止衛星を通信衛星として利用する事を最初に提言したのもこのクラークさんの論文だそうで。「世界中が電波で一つにつながる」と言うのは素晴らしいアイディアであり、また当時(1945年)としてはそれこそ絵空事と受け取られたようですが、現実の技術発展はこの論文・小説から影響を受ける形で進み、実現化し、今ではうちらの生活の中でその利用は当たり前になっています。

(余談ですが、こういう例を見ると、フィクション・イマジネーションの現実に及ぼす力の凄さと言う物に、自分の事でないながら誇らしくなる。エヴァの映画のときに宮崎監督が「そこには何もないことを証明してしまった」とか言っていたが、あの辺の人たちの考える事ってどんだけネガティブなんだろう?)

クラークさんの提言した技術で言うともうひとつ、忘れちゃいけないのが楽園の泉で描かれた「軌道エレベータ(宇宙エレベータ)」

エレベータと言っても塔のように地面から立てると言うイメージではなく、36000㎞上空の静止衛星から蜘蛛の糸のようにラインを垂らして来て地上までつなげる、と言うイメージ。例によってクラークさんは「できるよ!」と言ってくれていて、実際、1992年のスペースシャトルのミッション中に、その第一歩となる実験(テザーを数十メートルにわたって垂らす)が行われたそうです。クルーの手にはクラークさんの「楽園の泉」がしっかりあったとか。

個人的にはこれかなり期待していて、素人考えだと「できるんじゃねーの?」と思ってしまってます。なによりスペースシャトルも撤退間近となり、また噴射ロケットの非効率さっぷり(ほんの数グラムの質量を衛星軌道上に持ち上げるのにどれだけの図体のロケット・燃料が必要か)を考えると、恒常的な宇宙との往還方法の確立なくして飛躍的な宇宙開発はないのじゃないか、と思ってしまうので…。

が、やはりいろいろ問題があるようで。

軌道エレベータの現在における一番の技術的な問題点は、それに耐えうる材料がない、と言うことらしいですが、数年前「カーボンナノチューブ」が発見された時に、「これで出来るらしい!」と大喜びしてしまいました(笑)。こんな記事も出たりして、俺結構本気にしちゃったんで(笑)。

が、どうも今回いろいろ調べてみると、カーボンナノチューブでも強度的問題が解決されるわけではなく、まだまだぜんぜん未来技術の域を出ないようで。うーん、後は大きな問題は経済的な話とか政治的な話だけだと思ってたんだけどなあ(笑)。しまったなあ、正月に実家に帰った時に親父と「そんなん出来るか!」「金かけりゃ、もう出来るんだよ!」と喧嘩しちゃったよ(笑)。(でも1945年時点の人工衛星や月旅行よりはよっぽど絵空事ではないと思うけどね)

軌道エレベータは「トップをねらえ!」の軌道ロープウェーとか、「∀ガンダム」のザック・トレーガー(あれはスカイフックですね)の根元にあった遺跡とか、「エウレカセブン」とか、最近ではまさに「ガンダム00」とか、アニメではいっぱい眼にすることができると思います。漫画だと「銃夢」とか。うーん、日本はなんやかんや言ってSF大国だなあ。「銀英伝」でもフェザーンにあったっけな。基本的に宇宙戦艦のようなでかい図体を惑星の重力圏から離脱させるのってとんでもない力必要だと思うので、後年の作品になるにつれ戦艦自体は大気圏外で建造され、行き来には小型シャトルなり軌道エレベータなり工夫を凝らしてくる。ヤマトとかホワイトベース凄すぎ!!(笑) 波動エンジンとミノフスキークラフト万歳。でもアーガマは一度降りたらもう宇宙に上がれなかったな…

さて。

クラークさんと言えば一般的にはやはり「2001年宇宙の旅」ですが。

それに関してよく聞こえてくるのは、「もう2008年なのに科学技術全然追いついてないじゃん!」(=だから結局SFは絵空事だよ!)と言う論調です。

だがちょっと待って欲しい!!!

あの映画(小説でもいいですが)に出てきた、HALと言うコンピューター。 あれ、覚えていますか? ボーマン船長がHALの中枢いじった時、確か物凄いでっかい真空管をいじってとっかえて…とやっていましたよね?

あの時のコンピューターに比べて、今自分たちの目の前にあるパソコン、どんだけ凄いんでしょう。(勿論人工知能までは行ってないですが、そういう意味ではなく)

前述の通信衛星のアイディアにしても、クラークさんは、「当時(1945年あたり)、空軍でレーダーを扱う仕事をしていた自分は、レーダーに使われていた真空管は何千本もあって毎日2、3本は焼き切れていたので、修理スタッフの要らない高度な機械など想像出来なかった。だから人工衛星と言っても、もっと巨大な有人宇宙ステーションのようなものを想像していた。ところがその後、トランジスタが発明されて状況が一変した。現在、車より小さいくらいの人工衛星が様々な機能を果たしている」と言っています。

ある点では確かにあの頃の予想に追いついていないかもしれない。でもある点では、あの時は絵空事だったくらいのビックリ未来社会に、今自分たちは生きています。(パソコンとか携帯電話とかネットとかGPSとか、3DCGとか、Suicaとか、主に電子通信情報映像関連凄いと思いません? 少しづつ順を追って体感してるんで、実感がないだけかと。)

だからですね、少々順番が変わってるだけで、社会が前向きに進んでいれば、できない事はないと思うんですよ。まさに

高名だが年配の科学者が可能であると言った場合、その主張はほぼ間違いない。また不可能であると言った場合には、その主張はまず間違っている。

の法則。

宇宙開発が進んでいないのは、どちらかと言うと技術的な問題と言うより、経済的な問題だったり、あとでかいのは精神の停滞だったりすると思いますね。とにかく19世紀~20世紀初頭に比べて今は、暗い! 後ろ向き! 小市民的! そりゃいろいろあったし、反省も必要かもしれないけどさあ! 

★★★

とにかく今回のクラークさんの訃報を聞いてまず思ったのは、ここまで生きていてくれたのだから、「人類が再度月に達するところを見て欲しかった」「月面基地建設を見て欲しかった」「有人火星探査を見て欲しかった」「そしてそれぞれにコメントと、できるよ!と言う応援の言葉を発し続けて欲しかった」です。

もう完全に「古典」の方、歴史上の人物だし、90歳だったし、むしろ今まで良く生きていてくださったと言うべきなのでしょうが、なんかむしろそれだけに油断してた、と言うか、いつまでも生きつづけられる様な錯覚があったんですな。マイミクの先輩方も言っておられたのですが、なんかずっと生き続けるSF仙人みたいなイメージがありまして…。

うーん、ただでさえ弾け切れない宇宙開発にさらにダメージを負ったような、そんな気分。本当はねえ、跡を受け継ぐうちら次世代のエンターテイナーたちがフィクションの面からも宇宙開発を盛り上げていかなきゃならないんだけど。うーん、その入り口にも立ってない自分が不甲斐ないな。頑張んなきゃなあ。

最後にまた、立花隆さんとの対談でのクラークさんのお言葉抜粋

有名な探険家のナンセンは、「探検をしなくなった人間は、もはや人間ではない」と言いました。われわれ人間は好奇心の生き物なのです。太古の昔、人類の祖先は目先の安全を考えるなら、アフリカにとどまっていてもよかった。ジャングルは人間の生存条件としてはもっとも恵まれた環境を与えてくれていましたからね。しかしわれわれの祖先は不毛なサバンナへ進出し、地球上にあまねく広がっていった。もしジャングルにとどまっていたら、気候の変動で絶滅していたでしょう。さまざまな環境に散らばっていったからこそ、生き残る事ができたのです。

私は多くの人が有人宇宙探査をすべきだと思っていると確信しています。新たなるフロンティア、そして冒険がなければ、われわれの文明は停滞し、その結果大いなる退廃に陥ってしまうでしょう。

中略

宇宙開発の未来は、われわれがいかに安全で効率のよい宇宙への輸送手段を獲得するかにかかっています。しかしそれは必ず実現し、人類は新たなる進化を続けていくでしょう。

                 ハ_ハ  
               ('(゚∀゚∩ できるよ!
                ヽ  〈 
                 ヽヽ_)

★★★

追記:

>クラークさんは昨年12月、90歳の誕生日に友人向けの別れのメッセージを録音。その中で、生きているうちに地球外生命体が存在する証拠を見たかったと述べていた。

太陽系外惑星で有機物を初確認=生命の存在可能性高まる-米英チーム

もう一歩! もう一歩なんだけどなあ!!!

太陽系外とまで行かなくても、エウロパあたりには普通に何かしらいると思うんだけど!

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2008年3月19日 (水)

【訃報】 アーサー・C・クラークさん 90歳で

ああああああ

「2001年宇宙の旅」作者、スリランカで死去

自分にとってはなにより「幼年期の終わり」そして「宇宙のランデブー」でした。

SFの魅力とは自分にとってはメカなどのギミックだけではなく、なにより哲学でした。 「我々はどこから来てどこへ行くのか?」を感じさせてくれたもの。夜空を見上げて「宇宙には果てがあるのか? 果てがあるとしたら、その果ての先は?」とかそんな答えの出ない事をいつまでも考えちゃう子供だった僕にとっては、長じて手を出したクラークさんの作品は、その原初の欲求に答えてくれる…と言うか、一緒に考えてくれる、他とは別種の、貴重な作品でした。キャラもの、ストーリーものとしては決して濃いわけじゃないんで、ガンダムのモデルの一つになったハインラインあたりに比べると、一般の人が読みやすくはないかもしれないけれども…。

「幼年期の終わり」は怖かったな。エヴァンゲリオンの映画(THE END OF EVANGELION)の人類補完計画を見たとき一番最初に連想したのがこの「幼年期の終わり」のラストシーン。

「宇宙のランデブー」『ラーマ』が迫ってきた時のドキドキ感は忘れられん。人類の歴史が根底から揺らぐような事件を体験している気分。小説なのに。

>クラークさんは昨年12月、90歳の誕生日に友人向けの別れのメッセージを録音。その中で、生きているうちに地球外生命体が存在する証拠を見たかったと述べていた。

(T_T) 

クラークさんの作品から感じるもう一つの大きな精神、それはフロンティア・スピリット。未知のものの空恐ろしさをこれ以上ない筆致で描きつつ、それを決して忌避せず、大いなる覚悟で受け止める前向きさが根底にはある、と感じます。(自分たちが人類と言う形態でなくなったとしても!)

自分が一生描いて行きたいテーマを一つ上げるとしたら「フロンティア・スピリット」なので、その点でも好きな作家さまでした。

クラークの三法則、と言うのがあります。とりあえずウィキペディアから抜粋。

  1. 高名だが年配の科学者が可能であると言った場合、その主張はほぼ間違いない。また不可能であると言った場合には、その主張はまず間違っている。
  2. 可能性の限界を測る唯一の方法は、不可能であるとされることまでやってみることである。
  3. 充分に発達した科学技術は、魔法と見分けが付かない。

この三法則、自分は大好き(笑)。特に3なんて、今パソコンやネットでできる事を小学生時代の自分に見せたら…と思うと、「現在の技術的常識」なんて何の意味もないんじゃないか、と思ってしまいます。そこから1を考えると。ね。

この三法則見ただけでも、クラークさんの前向きっぷり、フロンティア・スピリットがあらわされていると思います。そう言えば最近買った、立花隆さんの宇宙についての対談集「宇宙を語るⅡ」での、クラークさんとの対話も気持ちよかったなあ。(もう15年も前の対談だけど。)

偉そうな事言ってますが、自分、クラークさんの作品を全部読んだわけじゃありません。有名作を結構前に読みかじりしている程度。「宇宙のランデブー」の最終作も「3001年終局の旅」も読んでないんだよなあ。うん、読もう…。

以下は、「2001年」以外のアーサー・C・クラークの代表作2作と、立花隆さんの宇宙についての対談集「宇宙を語る」の2巻。立花隆氏とアーサー・C・クラーク氏との対談が載ってます。クラーク氏の他に、「宇宙誌」などの著書で有名な東大理学部教授松井孝典氏、京都大学名誉教授・臨床心理学の河合隼雄氏、そして言わずと知れた歴史小説家司馬遼太郎氏との宇宙についての対談が収められていて、楽しく、読み応えあります。初出はちょっと古いのだけど、最近文庫になったので手に入りやすいはず。気楽に読めて、しかも前向きでオススメ。(ちなみに1巻は毛利さん、向井さんなど日本人宇宙飛行士との対談。)

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2008年3月11日 (火)

祝! ISSモジュール「きぼう」搭載エンデバー打ち上げ!!!!!

土井さん搭乗のスペースシャトル「エンデバー」、打ち上げ成功

チャラチャーン♪ ウォウォウォウォウォウォウォ~♪

そして人は時を越えた 夢を見る~

静寂の海に 抱かれて~

いやあ、確かに日本人宇宙飛行士土井さん搭乗、と言うのもそうだけど。

何より!!!

ついに日本が制作した国際宇宙ステーション(ISS)用実験モジュール「きぼう」が打ち上げですよ。

「きぼう」の全景と組み立て計画(図・JAXA資料から作成)

これいつから聞いてたっけ? 各国協力の下制作される国際宇宙ステーションとにかくすごく昔にワクワクした思い出があります。それから紆余曲折。スペースシャトルの二度の悲劇などでアメリカの歩みが鈍り、日本の方もいろいろあったのでしょう、「きぼう」の打ち上げ、とうとうここまで延びてしまいました。

にしても、立ち消えのようになってなくて良かった!!! ちょっと心配してたですよ。あれどうなったのかな?って。

もうひとつ、結構本気でドキドキしているのが、「スペースシャトル大丈夫かな?」ってこと。どうも結局スペースシャトルの基本構想(往還機と言う発想)は失敗だったとNASAが公に認めちゃってる風もありまして、古いのから爆発して行きやせんかと俺かなりドキドキしてるんですよ。実際「コロンビア」「チャレンジャー」「ディスカバリー」「アトランティス」「エンデバー」と言うスペースシャトル5機のうち、頭2機が爆発しているわけで。。これはミッション数で割るならともかく、機体数で割ると物凄い高確率。(当時俺、チャレンジャーもショックでしたがまだあくまで事故だと思っていたんで、その後のコロンビアのショックが本当に大きかった…)

だって地上の戦闘機ですら、1回飛ばしただけで何十人単位の人数で何十時間も整備点検しなきゃいけないんですよね? ましてや大気圏突入してくる機体をや、です。(ザクだって一瞬で燃え尽きちゃうんですよ! シャア少佐―――っ) 常に新品の使い捨てロケットの方が、コストの面から考えても安全性の面から考えてもどう考えても合理的、と言うことらしいです。

そんなこんなで、スペースシャトルはすでに引退が決まっています。と言うことは、残り打ち上げ回数が限られているわけで「きぼう」自体、最悪打ち上げミッションを割り当ててもらえないと言う可能性もあったらしいです。せっかく開発してきたのに!!!

てな感じで、打ち上げが割り当てられた事だけでも僥倖って感じもあったんですが。

勿論どの事故も絶対あって欲しくない悲劇ではあるのですが、さらにその「きぼう」の打ち上げの時に限って事故が起こってしまったら…と言う不安がどうしても頭をよぎってしまっていたわけです。えてして…とか思っちゃったり。

なわけで、リップサービスでも外面用の言葉でもなく、ほんとに今回の打ち上げ成功、ちょっとした感無量感があります。ヤホーイ!

とは言えまだ今回の打ち上げは第1便。上のリンクの図解にもありますが、「きぼう」のパーツは3便に分けて打ち上げられるようです。

どうか! どうか全て無事成功して欲しいものです。

TAK@森田はNASAとJAXAとフロンティアスピリットを応援しています。

と、ちゆちゃん風にまとめてみる。

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2008年1月18日 (金)

シゴフミ1話2話見た

死後の世界から届く最後のメッセージ、「シゴフミ」

http://www.shigofumi.com/

「ジオンの幻陽」でもSF設定考証をしてくださった、尊敬する小倉信也さん(「アニメプラネテス」「ガンダムユニコーン」SF監修をされている方。「ラーフ・システム」を作ってくださったのも小倉さんです)が1、2話で出てくるロケット考証をしている関係で薦めて下さったので、1、2話見てみました。(1、2話で前・後編と言う感じです)

うお…

泣いた…

これはガチでオススメします。

大河内一楼さん脚本力すげー。

もともと「ジオンの幻陽」で小倉さんにご協力頂いたのは僕が「アニメプラネテス」の大ファンだった流れからなんですが、そのアニメプラネテスの脚本を書かれたのも大河内一楼さんなのですね。大河内さんのもう一つの近作「コードギアス~反逆のルルーシュ」も正月にまとめて見たのですが、こちらも1話見るたびに弟とふたりで「うおー!」とテンション上がったし、いやーこの方凄いや。(しかしプラネテス・コードギアス…と、谷口悟朗監督作品には物凄い力量で僕のやりたい事やられ尽くされちゃいそうで、リヴァイアス以来の大ファンではあるもののちょっと心境複雑ではある(笑)。俺の歩みが遅いのがいけない)

シゴフミ。オムニバスのいわゆる「世にも奇妙な」的な不思議話でありつつ、最近の「時をかける少女」のようなちょっと甘酸っぱい雰囲気もあり、でももうちょっと痛く…、そんな感じのお話でした。

ネタバレになるから詳しくは書けないですけど、お、女の子が…・゚・(ノД`)・゚・。

「す」「す」…。最後、うまいこと複線も効いてて涙腺衝きますねえ…。

どんなSFも、どんなファンタジーものでも、物語とは「人の思い」を描くものだと言うことを再確認させられます。(例えば一見能天気なドラゴンボールのような話だって、「強くなりてえ!」と言う悟空のキャラクターが描けてるから、勝った時に嬉しいのだ。)

そしてその思いを乗せたロケット。書かれた文字。うーん脚本隙がねえ…気持ちが最高潮になる時にぶち込んでくる。限られた尺内で、ほんとに無駄がないなー。

ここで小倉さんの手がけたロケット。(そこまででもかなり出てました。)この辺のリアリティー・説得力がなければ感動も宙に浮いてしまうかもしれません。これがやはりさすが! 

「プラネテス」でもハチマキの弟の九太郎がロケット作ってたけど、つ、作ってみたい…。リフトオフの瞬間は感動しますな~。「October Sky~遠い空の向こうに」も思い出します。「王立宇宙軍~オネアミスの翼」もそうだったけど、ロケット発射ってなんで俺はこんなに感動してしまうのだ(笑)。

うーん、いい話を見た後はテンション上がってやる気出るなあ。

「シゴフミ」のメインテーマ自体は死後の人の思いだと思うんで次はもうロケットではないけど、物語自体面白かったから、ちょっと続けて見よう。

 DVD全部買いました(笑)。原作も好きです

 「スタンド・バイ・ミー」+ロケット。隠れた名作。夢追い人は必見

 庵野監督アニメーター時代入魂のロケット発射シーン

そうそう、ガイナックス → エヴァ繋がりで、使徒デザインのあさりよしとお先生にもこういう著作があるなあ。

まんがサイエンスは学研の小学生向け科学漫画だけど、あさり先生はお力のあるベテラン漫画家だし、大人が読んでも楽しいぞ。そして「なつのロケット」はまさに小学生がロケットを!!! な話!

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2008年1月16日 (水)

未来来た

米国で歩行中のサルの脳活動の情報によって日本の人型ロボットを動かすことに、日米の研究チームが初めて成功し、15日、公開実験が行われた。

http://news.www.infoseek.co.jp/topics/comp/n_robot__20080116_3/story/20080115_yol_oyt1t00127/

ひゃっほう!

未来来た!!!

モビルスーツ実現よりも先に操縦系統の方が未来チックになってきたなっ!

宇宙開発で船外活動や惑星探索なんかで使えばかなりいける技術なんじゃないだろうか。どんな所でも行けるぜ!!! と言うか、ロボットになりきれるって事だよな。これはもしかしてスーパーマン願望がかなうのでは。「逆転!イッパツマン」だな。

それもそうだがマトリックスの方も現実的になってきた気がする。

首の後ろに電極刺して、レッツ、プラグイン!!!

あんなのつけるのイヤじゃないかって?

大丈夫、コンタクトレンズや差し歯みたいなもんだ、じき慣れるさ。

美容のためだけに豊胸手術なんかでもやってしまえる事を考えれば、これだってそう高いハードルではない!

さあ、面白くなってまいりました!!

どこまでも行け、人類!!!

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2007年9月 6日 (木)

ラーフ・システム?

宇宙の太陽光をレーザー光に変換、地上へ 阪大など開発

おおっ?

原稿で修羅場ってる間に、ラーフシステム来た???

Gennyou0023031

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2007年4月 8日 (日)

ロボフェチ強化月刊 (嘘

日本のロボット産業は世界トップみたいで、アシモをはじめ色んなロボットが各社から百花繚乱です。実用にはもうちょっと…って感じだけど、そりゃもう今後が楽しみな世界になってます。で、このロボ産業に身を投じた研究者の方々のモチベーションの核にはやはり漫画(アニメ)の影響が大きかったみたいで、おじさん世代の研究者だとやはり「アトムを作りたい」と言うのが多く(アシモなどのプロジェクトはこの発想でしょうね)、その下になると「ガンダムを作ってみたい」、が原動力だそうです(二足歩行ザクとか作られてましたね)。ところが、さらにその下の世代になるとそのモチベーションの源は「メイドロボを作りたい」になってきてるらしい(一部誇張)。 はわわ日本はじまったな

メイドロボといえば、ワタクシJ機関に入りたての頃、何故か「ロボフェチ」の称号を頂きました。なんでだったかいきさつは忘れたけど。

ところで最近、「ユリア100式」と言うロボ子さん漫画が流行ってるみたいですね。で、これはロボフェチと言う俺のキャラを強化するためには読んどかなくてはいけないのかなと思って、手を出してみた。ヤングアニマルですかー。ヤングアニマル凄いですね。「ベルセルク」「ホーリーランド」をコミックスで買ってるんですが、これだけどんどん話題作が出てくると言う事は、雑誌として凄い編集の方がいらっしゃるんだろうなーと思います。(他にも「ふたりエッチ」とか、最近では「デトロイド・メタル・シティ」が凄いですね。) 

と、それは余談。 ロボ子さんものでもうひとつ話題作、あさりよしとお先生の「荒野の蒸気娘」も買ってみました。これでロボフェチとしては最近のロボ少女事情の把握は一応合格?(笑)

で、思い立って、古今東西のロボ子タンたちについて一言レビューしてみます。

ユリア100式(ユリア100式…なるほど、もろセクサロイドですか。「望んでるのはこれだろ」と言う、取り繕わないストレートさがいさぎ良いです(笑)。ところが結局は寸止めなのも、ツボをついてるのでしょうか。ダッチワイフ漫画と言われてまず手塚治虫先生やけっぱちのマリアと言う性教育漫画(笑)を思い出した自分は昭和の香りのするオジサンか。手塚治虫先生はこれでPTAに偉く叩かれたそうで。

アリス(荒野の蒸気娘…さすがあさりよしとお先生。ストレートな事はしない! 心は少女だが、体は巨体の蒸気稼動ロボプシュー。それが、恥ずかしがりながら「お兄ちゃんっ」と甘えてきます(笑)。設定上のイメージ写真はかわいい。さあ、これで萌えられるか?と言う作者の挑戦を感じた。読んでてたまに本当に萌えてしまう時、主人公と一緒に頭を抱えてしまう。

マルチ(To Heart)…メイドロボの代名詞ですね。ロボ心突いてて泣けるシナリオだと思います。はわわ。

セリオTo Heart)…シナリオ上、「ドジだけど心のあるマルチ」に対比させるための「完璧だけど表情のない、心のないロボ」の役割を担ってますが、さらに「セリオには本当に心はないのか?」と言うテーマにまで突っ込んでいけるためマルチよりもディープなファンがついている、らしい。

ティマ(メトロポリス…作画凄かったしいろいろ難しい要素つけてたけど、結局テーマの根幹はマルチのストーリーと同じロボ心モノだったと思う。しかもマルチの話のほうが泣けた(笑)

ミソッカス90F(有・椎名百貨店 (1) 収録 「電化製品に乾杯!」)…一生懸命なドジっ娘お手伝いロボと言う、マルチと全くコンセプトの同じキャラ。To Heartより7年も早い。椎名先生がいつか「何故人気が出なかったのだ~」と嘆いていらっしゃったように思います(笑)。

MAICO(アンドロイド・アナMAICO2010)…思い出した。J機関でこれを見せてもらってる最中ロボフェチ言われたのだ(笑)。なんで言われたのかは忘れた… ロボ子ものとしてはオーソドックスだと思うけど、ラジオパーソナリティーロボというのが特徴的。オルフェのシナリオの感情の波打たせ方上手いです。「頑張って頑張って頑張ります」。

アイリス2(アフター0―著者再編集版 (5) 収録「マイ フェア アンドロイド」)…岡崎二郎先生のSF短編漫画に出てくるロボ子さん。人工頭脳の違法ダビングの結果、「完璧でない」、持ち主に従わない人間味のある頭脳が生み出される。不完全の魅力。

アイリス(アフター0―著者再編集版 (5) 収録「マイ フェア アンドロイド」)…アイリス2のダビング元。実は「アイリス2が人間味があるなら、アイリスは? 人間らしさとは?」がこの短編のテーマ。マルチとセリオですね。

チヒロ61298(火の鳥 復活編…トラウマ漫画です。外見は醜いロボット。事故で人口脳髄を埋め込まれ限りなくロボットに近い心を持ってしまった主人公には類稀ない美少女に見える。ふたりで溶鉱炉のそばで抱き合ってるシーンが印象的。

猿田博士の恋人、夫人、娘たち(火の鳥 未来編…「彼女タチハ心カラ博士ヲ愛シテイマシタ…」「……わかっておる…」

ウラン(鉄腕アトム…浦沢先生のは、パンツ一丁で飛ばない。(注・アトムも。)

アーマロイド・レディ(コブラ…実際いただけるとしたら俺ならこれがいいのだが、言っても友達は信じてくれない。「かっこつけるな、ホントはマルチだろ」と。_| ̄|○ いやでも考えてみてもくださいな。こんな秘書ロボがいて、榊原良子さんの声で「モリタ。次の〆切りは○日よ。」とか言って下されば仕事もはかどろうってもんです。

ちょっと古いけど最近のロボ子さん最先端↓

http://robot.watch.impress.co.jp/cda/news/2006/10/06/201.html

追記:

ラル(新スター・トレック シーズン 3 収録「アンドロイドの目覚め」)…スタートレックで1,2を争う人気キャラ、ヒューマンアンドロイド・データ少佐が、自分のニューロネット構造を移植して作った娘。1話限りの出演。人気エピソードの一つだそうで、これ見たとき「メリケンもロボ子萌えわかってるんじゃん」と思った。展開としてはオーソドックスな方だと思うが、ラルの無垢さと愛らしさ、データの親心と孤独にやはり泣けます。

ちなみにデータ少佐がらみの話には名作が多く、ロボフェチとしては避けて通れません。特に「人間の条件」は衝撃を受けた。ピカード艦長の最後の演説には身が震えました。

★★★

しかしネタでやってみたものの案外知らないな~。「ちょびっツ」や「ヨコハマ買出し紀行」あたりは読んでさえいないし。「これははずしちゃいかんだろ」ってのがいくつもありそうで、ちょっと後悔している。「女性型」と言う条件をはずしたらもっと出てくるんだけど。

ところで、こんなブログを見つけました。本気だ!!!

http://www.maidroidlab.com/

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2006年12月17日 (日)

そう言えば新惑星の名前

例の、冥王星よりも大きく、惑星の定義を変える決定打にもなった「2003 UB313」。正式名称が決まっていたようです。不覚。全然知らなかった。先日打ち合わせ中に教えていただきました。

新惑星の名は「エリス」。

2003_ub313

トロイア戦争の遠因となった不和の女神エリスに由来するそうです。天文学界の騒動と引っ掛けてあって、なかなかしゃれた名前だと思いました。ってかエリスなんてメジャーどころの名前よく残ってたな。

TNO(海王星以遠天体)は、今主なもの(おそらく冥王星級のもの)だけでこんだけあるみたいです。

Transneptuneobjects

「Pluto」が冥王星、その横にある半分くらいのが今回ちょっと有名になった冥王星の衛星カロン(「Charon」)。上にあるセドナ(「Sedna」)、クワオワー(「Quaoar」) も、それぞれ発見当時「第10番惑星!!」と騒がれました。 この画像では右上の「Xena (2003 UB313)」って書かれてるのが、エリス。

ちなみに「Xena(ゼナ)」は、決定前に発見者チームが呼んでいたコードネーム。あっちで人気の、ファンタジー戦闘美少女ドラマから取ったそうです。勿論よろいビキニ。ついでに衛星についてる「Gabrielle(ガブリエル)」って名前も、このゼナの従者の女の子ガブリエルから取っているそうで。

Xena_3 Xena2
Xena: Warrior Princess

Xena_stuff_gab_xena
Zena & Gabrielle

わはははは、オタク万歳!! 正式名称になったら面白かったのに。

話を戻して、新惑星。

こうやって見ると、このくらいの冥王星級の天体は珍しくもなく、今後ともいくらでも発見されそうでしょう?

幼少時にカール・セーガン博士の「COSMOS(コスモス)」を見て以来、「太陽系」って響きにはなんか思い入れがあります。中でも「太陽系グランドツーリングもの」と言えば、やはり「銀河鉄道999」や「宇宙戦艦ヤマト」のpart1が印象深いです。特にヤマト。月と火星の間はワープの実験に適していて(笑)、火星にはドライアイスの雪、木星には浮遊大陸があり、土星の衛星タイタンの氷原には「ゆきかぜ」の残骸が眠っている。そして冥王星にはガミラスの基地。「アステロイド・ベルト」って言葉もヤマトで覚えたなー。今見ると正確には指してるもの違うけど。

オールトの雲やカイパーベルト天体など、あの頃と大分太陽系の全貌の印象も変ってきたので、いつか「現代版太陽系グランドツーリングもの」の物語を作ってみたいです。特に(フィクション上でも)行ってみたいのが木星の衛星、イオエウロパ。イオは木星の潮汐力によって内部が熱せられ、未だに活火山が見られる熱い星、エウロパは太陽系内でおそらく唯一、厚い氷の下に水が液体状で存在しているであろう星。地球外の生命体と最初に出会うとしたら、多分ここだろうという可能性の高い星なのです。

漫画じゃなかなか無理かなー。やっぱいつかアニメで人にやられるのを、悔しがりながらワクワクして見る事になるのかな?(笑)

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2006年12月 2日 (土)

入植

ホーキング博士「人類は他の惑星に入植すべき」

http://today.reuters.co.jp/news/articlenews.aspx?type=entertainmentNews&storyid=2006-12-01T160739Z_01_NOOTR_RTRJONC_0_JAPAN-238150-1.xml&src=rss&rpc=112

 [ロンドン 30日 ロイター] 「車椅子の物理学者」として著名なスティーブン・ホーキング博士が、人類は将来、他の太陽系のある惑星に入植すべきだと語った。

 ホーキング博士は30日のBBCラジオに出演し、将来、惑星衝突や核戦争などの大災害により人類が滅亡の危機にさらされる可能性があることを指摘。その解決策として、宇宙に飛び立ち他の惑星で入植することで、人類の安全を図ることができると述べた。

うんうん、その通り! わくわくしますな。

 その一方で、従来の化学燃料ロケットで入植に適した惑星に辿り着くまでには、5万年はかかる、としている。

ワープとは言わないまでも、バザード・ラム・ジェットや対消滅エンジンならなんとか出来はしませんか。恒星間航行に必要な量の反物質を作るのに、今の粒子加速器じゃ100億年かかるらしいけど(笑)。

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2006年8月25日 (金)

やっと収まるところに収まった 冥王星除外

幼少の頃、カール・セーガンの「コスモス」を見て以来、こういう宇宙系の話題にはどうしょうもなくワクワクしてしまうのですが、さて、昨今話題の新惑星問題。

新惑星の話題にはこのブログでもカテゴリー「# 宇宙・科学」コレ(2005.05.10 セドナ)とかコレ(2005.08.08 太陽系第10番惑星)とかで書いてきたわけですが、まあ、結果は、「収まるところに収まった」と言う感じですねえ。上のエントリーで僕は

★★★★★★★★★

…うーん、やっぱり新惑星も冥王星も含めて、「小惑星」と見る方がスッキリするような気がします。

第10番惑星と言ってもいまいち盛り上がらなかったのは、こんなわけ。それよりも僕としては、この調子でこのレベルの天体を惑星扱いにしていったら、20年後には太陽系惑星は100や200のメンバーを持つことになりやせんかな~と心配しています(笑)。多分このレベルの大きさの小惑星は、今後指数関数的伸びでどんどん見つかるんじゃないかと…。

★★★★★★★★★

と書いてたんですが、まあ、分類って観点からすると、どう考えてもそれがスジってもんです。「セレス」「カロン」「2003UB313」を加えるって聞いた時は「やめとけやめとけ」と思いました。数年後には収拾つかなくなるって。 

しかし、やっと朝のワイドショーとかでやるくらいメジャーな話題になったなあ。でもさ、「2003UB313」は仮名だ、って、誰か突っ込んでやれよ・・・なんだよ、このまま子供に暗記させるって。__| ̄|○

冥王星(これからは和名で呼ぶのをやめて「プルート」って呼んだ方が実情に合ってるかもね)級の小惑星は、最近見つかったのだと「クワオワー」「セドナ」などがあるわけですが、この「2003UB313」の名前は、決まったらちゃんと大きく報道して欲しいです。惑星の座は射止められなかったとは言え、天王星以来では、太陽系最大の天体の発見なのは確かなんですから。

もともと「惑星」って、「惑う星」と書くだけあって、古代から肉眼で見えていた動きの奇妙な星、水・金・火・木・土 がメインなわけなんですよね。西洋ではこれにギリシャ・ローマ神話の主神たち(マーキュリー・ヴィーナス・マーズ・ジュピター・サターン)の名前が与えられ、中国(東洋)ではこのように陰陽五行説から名前が与えられた。(これに太陽(日)を加えて、月・火・水・木・金・土・日一週間になるわけです)

ルネッサンス期以降になって望遠鏡、物理学・天文学の発展やボーデの法則の注目により、天王星(ウラノス)海王星(ネプチューン)、そして冥王星(プルート)が見つかったわけですが、極端な話、歴史的観点からすると「惑星」と呼ぶのはもうもとの5つでいいんじゃないかとすら思えるんですよ。

プラス、火星と木星の間にある小惑星アステロイド・ベルト天体(セレス・パレス・ヴェスタ・ジュノー30万個以上)土星以降の惑星(天王星・海王星)海王星以降の小惑星エッジワース・カイパーベルト天体(プルート・カロン・クワオワー・セドナ無数)があるよ、と言う教え方にしたらいいのに。(この辺は興味ある人だけおぼえればいいっつー事で。) これだけ観測技術が発展した昨今、残念ながら多分、天王星・海王星級の惑星の発見はもうないよ。雷王星・魔王星の夢は捨て難いけどさ…。

この他にも太陽系の家族としては彗星オールトの雲衛星などが多数存在するわけで、とにかく大小さまざまな星やら岩やらゴミやらガスやらがぐるぐるぐるぐる太陽の周りをまわってるのが太陽系なわけで、新発見の小さな天体を「惑星と呼ぶかどうか」というのはさして気にならなくなってきた昨今でした。呼び方変えても実態が変わるわけじゃなし。

冥王星を惑星と言い張ると、「内惑星は地球型惑星、外惑星は木星型ガス惑星」と言う太陽系の構造上のイメージが混乱するので、寂しいけど妥当な処置だと思います。

しかし、ガミラスはなんであんなところに基地を作ったんだろうか(´Д`;)。

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2006年5月23日 (火)

スタートレック

最近スタートレックが再マイブームになっていて、連日TNG(=STAR TREK: THE NEXT GENERATIONピカード艦長の奴です)を見倒してます。なにせTNGだけでも7シーズン全178話あるんで今までまだ全エピソード制覇したわけではなかったんですが、この機会に初めっから順を追って見倒してやろうと。そしたらまー、今更改めて思いますけど、こりゃむっちゃ面白いっすよ。1、2シーズンはまだちょっと固めですけど、3シーズンあたりから俳優さんも脚本も演出もエンジンかかってきて、もうやめられません止まりませんです。

何故今スタートレックなのかと言うと、

●洋ドラマ「LOST」がえっらい面白かった。が、第1シーズンが終わってしまった

第2シーズンは7月から。

●「LOST」の名キャラクター・ロックさん禿。声・麦人氏)成分

Locke_1足りなくなった

禿麦人声成分禁断症状

元祖禿麦人声の救援求む

艦長!!!

Pika禿。声・麦人氏)

ってな流れなんですが。ごく自然な流れでしょ。

スタートレックはもともと「ホログラムデッキの反逆者」とか「人間の条件」とかの哲学性の高い話や「無限の大宇宙」「運命の分かれ道」などのQ絡みの話、あとは「亡霊戦艦エンタープライズ”C”」や「恐怖の宇宙時間連続体」などの時間もの、それにボーグ3部作(「浮遊機械都市ボーグ前後編」「戦士の休息」)など、宇宙や時空の深遠を感じる、SFのセンス・オブ・ワンダー的な部分に惹かれて単発的な見方ではまりだしたのですが、通してみると案外、クリンゴン絡みやロミュランカーデシア絡みの「歴史物」的な流れも面白いですね。ちゃんと大河物してる。銀河の歴史が、また1ページ!この辺の真価は、単発的に見てる時には感じてなかったです。もともと銀英伝蒼天航路などの歴史物好きな僕ですから、この全体の縦軸ともいえる大きな流れでも楽しめそうで予想外に得した気分。(…なので、スタトレファンには基本的に不評らしい「ディープ・スペース・ナイン」のシリーズも、それはそれで僕は結構楽しめるかも・・・? まだまったく見てないんで、なんともいえませんけど。)

スタートレック見ながらガンダム漫画描いてると、宇宙世紀にレプリケーター転送装置ホロデッキがないのが寂しく感じてしまいますね。ガンダムって、最初に設定した「モビルスーツ」「スペースコロニー」「ミノフスキー粒子」「ニュータイプ」以降は大きなSF的ギミックは加えていかないで、もっぱら人間ドラマ・戦争ドラマに専念してますよね。それこそが良かった部分なのだろうとも思いますが、ちょっと寂しい気も。作中で再三言及されている「木星」くらいは、続編でちょっとSF的に掘り下げてみてくれても良かった気もします。あと、100年200年経つのなら、パラダイムシフトを起こすような画期的な新技術が登場してくれても良かったのに。(∀ガンダムのナノテクノロジーはその感じがあって、ひさびさにSF感を感じました。特に福井晴敏先生小説「∀ガンダム(改題・月に繭・地には果実)」はその辺りの良さが顕著。名作です。)

逆に、ボーグやドミニオンとの戦いでエンタープライズからモビルスーツがバヒューンと出て行く光景を想像してみたりもします。そういう派手さもあったら、日本でももうちょっとメジャーになれるかな、とか(笑)。まあ「そんなスタートレック嫌だ」と言う気もしますが(笑)。

でもスタトレ世界、あれだけ考えられてる世界だからみんな宇宙服着てないのも何かわけがあるんだろうけど、惑星探検の最中にライカーが毒に犯されたエピソードとか見ると、やっぱノーマルスーツくらいあってもいいと思うぞ(笑)。

しかしあっちのドラマはいいなー。LOST(無人島サバイバル)にしろトゥルー・コーリング(タイムスリップ)にしろスター・トレック(宇宙探検)にしろCSI科学捜査班(犯罪捜査)にしろプリズン・ブレイク(刑務所脱獄)にしろ。これ映画じゃないっすよ、ドラマっすよドラマ。ドラマでこれだけの事やってくれるんだもん。すげー。

対して日本のドラマで俺が最近はまったのは、下北沢の不良のケンカ小学校の先生か…__| ̄|○ いや、どちらも心の作品になるほど名作なんですけどね。でも、うー、そりゃ俺の好みだと基本的にドラマは見なくなるわ~。仮面ライダーが唯一の希望か。

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2005年8月 8日 (月)

太陽系第10番惑星

気分を変えて心はマロクールから一気に宇宙へ。宇宙の海は俺の海。

一応宇宙関連の記事はチェックしてるつもりだったんですが、スペースシャトルにかまけてなんだかちょっとした大事なニューススルーしちゃってましたよ。

みなさんは知ってましたか?

去る2005年7月29日、NASAがついに太陽系10番目の惑星発見発表したそうなんです。

イヤーすっかり乗り遅れた。

このまま行けば、1930年の冥王星の発見以来、実に75年ぶりの新惑星追加、と言う事になります。名前はなんになるんだろう。やはり「雷王星」「魔王星」がいいな。

……

って、以前にもこんなニュース、見たことありません?

そう、実はこういう「第10番惑星発見か!?」ってニュース、最近ではしょっちゅうありました。クワオワーとかセドナとか。が、これらの天体は冥王星より小さかったため、結局「小惑星」という扱いにとどまることで決着しました。このブログでも最初の方に、その事について書いた記事があります。 (2005年5月10日 セドナ を見ていただける