CUC紡血2巻販促月間、その2。キャラ談義でもしてみますー。まずは主人公・カムナ・タチバナ。ネタバレありますので、コミックス派の方は一応注意です。ってそれじゃあ販促になってないやん(笑)。
さて、カムナ・タチバナ。まず決めなきゃいけなかったのは、連邦かジオンか。元のゲームではどちらでも選らべますから。どちらでも良かったんだけど、与えられた「エリート軍人家庭」と言う設定からキャラのイメージを広げていく時に、連邦の方がイメージしやすい気がしたんで連邦にさせてもらいました。
カムナが幼少の時にはまだ1年戦争は勃発していなかったわけで、戦争がない時代の軍人家庭と言うのはどういうものかな、どういう使命感で働いているのかなと、「亡国のイージス」や「ジパング」を読んで自衛隊などを想像しながらカムナの幼少期、父親との関係のイメージを膨らましていました。この頃僕としてはむしろ父親を尊敬している方向でイメージしていたけど、父親との対立にしたおかげで、親子3代の軸になって二つのパートを結ぶ架け橋として作れたので良かったですね。
スタートはカムナのキャラが掴みきれずに四苦八苦しましたが、2話でこいつのアイデンティティーの核は「ザ・理想の軍人」と決めて、3話4話で戦うモチベーションの核を示せてからずっと楽になりました。あとはティターンズに入るのも(気持ち的にも)自然だと思うし、そのあとの流れもカムナたちがつれてってくれたので、若カムナパートはやりやすかったです。「××が×されたからティターンズを×××ってめちゃくちゃ私情やん(一応伏字)」ってあそこでちょっと自己突っ込みを入れましたが(笑)、まあそれよりもあの場面は、自分の拠って立つ『理想の軍人』という足場が崩れた事が大きいと言う事で。
カムナのお母さんはどういう人だったのか?健在なのか?ですが、自分としては少なくとも0093あたりまでは実家で健在だと思ってます。風貌はカミーユのお母さんのような、結構きつい感じ。ただしキャリアウーマンじゃなくって、旧家の奥様な感じですね。厳しい人で、カムナは幼少時、甘える対象がなかったようにイメージしています。
婚約者のナギサも旧家のお嬢様のようなので、ナギサとの結婚はプライドの高い母親も満足していたと思います。が、ナギサがあんなことになり、そのあとエレンが…なので、エレンがもしカムナの実家に行ってたら、「なんですかこの気品のない娘は! おお、情けない…」とか言われて苦労していたはず。(実際冗談で「家政婦は見た!」みたいな嫁姑戦争でも描こうかと話してましたww) でもこのお母さんも多分孤独ですね。旦那さんは死んじゃうし息子は帰ってこないし。カムナには兄弟もいないと思います。一人っ子。
年表作ってて思ったのですが、パミルになじられたカムナだけど実際上手くやったと思います(笑)。カムナが抜けて二ヵ月後にティターンズ艦隊全滅なんですね。機を見るに敏と言おうか!!(笑) やっぱり実際の歴史を見ても決着がつく前の自主投降とついた後の降伏では扱いが天と地の差ですから(前者は政治的効果も考えて大歓迎されたりしますよね)、結果的に非常に「うまくやりやがった」です(笑)。パミルがすねるのも無理ない?
老カムナパート。老カムナは前半ずっと精彩がなく悩んでばかりでしたが、やはりなんと言っても6話、2巻の最初の1話に当たる話でのカムナ復活ですね。ここで彼の原点、向かうべき方向性が再確認できたので、終わりに向けてなんとか盛り上げていけそうな感触がつかめました。
カムナ・タチバナは、恐らく名前のあるキャラとしてはブライトを超えてガンダム史上一番軍歴の長いキャラになったと思います。U.C.を通した企画なんてそうそうないでしょうから、この記録はもしかしたらしばらく破られないかも?
第2次ネオ・ジオン戦争の後は、着実にキャリアを重ねた後U.C.0116のオールズ・モビルのテロの時の功でフロンティア・サイド駐留艦隊副司令から司令へ。U.C.0123のクロスボーン・バンガードによるフロンティアサイド陥落により、更迭。なんとも不名誉なことながら、映画「機動戦士ガンダムF91」でシーブックらに言及されている「逃げた駐留艦隊」の司令官がカムナと言うことになります(笑)。このあたりの事情、顛末は「紡血」コミックス2巻で!!! と、販促らしく〆てみるw
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